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難関校に合格する人の共通点

難関校に合格する人の共通点

和田秀樹/著,繁田和貴/著

ISBN:978-4-487-80440-5
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
発売年月日:2010年06月11日
ページ数:256頁
判型:46

解説:
“受験の神様”和田秀樹と“開成番長”繁田和貴の強力タッグで、難関といわれる中学、高校、大学に要領よく合格する人に多い8つの共通点と、勉強の極意、コツを数十カ条に整理して解説。それぞれの体験と指導の経験に裏付けられた、まさに「受験勉強法真髄」。

著者情報

和田秀樹(わだひでき)
1960年大阪府に生まれる。灘中学・高校を経て、東京大学医学部卒。精神科医、作家。緑鐵受験指導ゼミナール代表。
東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立。現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)、一橋大学非常勤講師(医療経済学)、川崎幸病院精神科顧問を務めるほか、全国の中学や高校のコンサルティングにも携わる。日本人としてはじめて自己心理学の国際年鑑である"Progress in Self Psychology"に論文が掲載されるなど自己心理学研究の第一人者でもある。著書に『大人のための勉強法』『受験は要領』『受験は要領―テクニック編』『受験は要領―中学受験編』(PHP)、『バカとは何か』(幻冬舎)、『新・受験技法―東大合格の極意 』(新評論)、『新・学問のすすめ』(中経出版)、『勉強のやる気を作る本』(学研)、『「頭のいい人」のしくみ』『ゆとり教育から我が子を救う方法』『国語力をつける勉強法』(以上東京書籍)、『本物の実力のつけ方』(榊原英資氏と共著、東京書籍)などがある。

和田秀樹ホームページ
http://www.hidekiwada.com/
緑鐵受験指導ゼミナールホームページ
http://www.ryokutetsu.net/
和田秀樹ブログ「テレビで言えないホントの話」
http://ameblo.jp/wadahideki/

著者情報

繁田和貴(はんだかずたか)
1979年東京都に生まれる。開成中学・高校を経て、東京大学経済学部卒。個別指導塾TESTEA(テスティー)塾長。
小学生時代は有名進学塾SAPIXで3年連続1位を保ち、「10年に1人の逸材」とマスコミで話題になる。開成中学時代には「遊びの時間をつくるために」編み出した独自の超短期集中型学習法により学年トップの成績を取る一方で、派手な遊びが高じて退学寸前まで追い込まれるなど、やんちゃな青春時代を過ごし学年一の有名人に。開成高校進学後は将来の夢や目標を見失い、麻雀にどっぷりはまり込む。結果、受験に失敗し、浪人中も麻雀から抜け出せず模試はE判定を連発。先の見えない生活に葛藤するも、とあるきっかけから一念発起、持ち前の効率的な勉強術で東大に逆転合格を果たす。在学中は古巣SAPIXで指導にあたり、男女御三家をはじめ超難関校に多数の合格者を輩出、教育への熱い思いを抱くようになる。大学卒業後、自身の苦い経験から、生徒に同じ回り道をさせぬよう「自立」を理念に掲げ、東京都杉並区久我山に個別指導塾TESTEA を設立。自らの勉強ノウハウに基づく高い指導力、また豊富な経験によるその人間的魅力で生徒のモチベーションを喚起、高い合格実績を上げ、生徒・保護者から絶大な信頼を受けている。著書に『開成番長の勉強術』『開成番長の記憶術』(白夜書房)があり、現在では講演活動やテレビへの出演など、活動の幅を広げている。

個別指導塾TESTEAホームページ
http://www.testea.net/
開成番長ブログ「番長日記」
http://ameblo.jp/kaiseibancho/

コンテンツ

プロローグ対談 難関校に合格する人の勉強法はいつの時代も同じ


第一章 難関校に合格する人の八つの共通点

共通点1 「素質がないと難関校に合格できない」がウソだと気づいている
 ウソ常識にだまされてはいけない(和田)
 受験にイチローのような才能はいらない(繁田)

共通点2 「学歴なんて関係ない」がウソだと気づいている
 「将来の自分の姿」をモチベーションにできる人は強い(和田)
 レベルの高い友人たちからの刺激は成長の源(繁田)

共通点3 勉強に価値があることに気づいている
 勉強の価値を知ることが飛躍の一歩になる(和田)
 勉強は自分自身への最高の投資である(繁田)

共通点4 限られた時間の有効な使い方を知っている
 ゴールのないマラソンをするな(和田)
 勉強時間より勉強成果を(繁田)

共通点5 勉強にコツがあることに気づいている
 あと一歩は「根性」でなく「工夫」である(和田)
 自分流のスタイルをつくれた人が強い(繁田)

共通点6 「完璧」を求めるのは非効率的であることに気づいている
 合格に必要な勉強の総量を把握せよ(和田)
 一〇割の一科目より八割の二科目(繁田)

共通点7 勉強をしながら青春を楽しんでいる
 勉強と遊びは両立できる(和田)
 心の余裕を持って良好な交友関係を(繁田)

共通点8 親が適切なサポートをしている
 親の理解とサポートが子どもを成功に導く(和田)
 親が子どもを振り回してはいけない(繁田)


第二章 要領よく勉強するための三つの極意

必要なことだけを「計画」「実行」「反省」で効率的に憶えよ
 受験勉強は「塗り絵」である(和田)
 効率化する循環をつくり出せ(繁田)

①「計画」の極意――ゴールとペースを常に意識せよ
 勉強の計画は「時間」でなく「量」で立てる(和田)
 目標をはっきり定めてから計画を立てる(繁田)

②「実行」の極意――無理なくできる工夫が肝心
 三つのコツで集中的に勉強する(和田)
 「サクセスシート」で無理のない計画を(繁田)

③「反省」の極意――結果が悪ければ素直に計画は変えろ
 進行ペースを数量的に把握して反省に活かす(和田)
 文字にすることで今日の成功と失敗を明日につなげる(繁田)


第三章 知識と記憶力を高める三つの極意

記憶のカギを握るのは「インプット」「定着」「アウトプット」
 思考力、応用力は知識があってのもの(和田)
 記憶はすべての学習の根幹である(繁田)

①「インプット」の極意――憶えるべきものを限定し、最も効率よく憶えよ
 コツは五感を総動員することにある(和田)
 「イメージ」と「リズム」を使って刻み込め(繁田)

②「定着」の極意――確実な記憶にする復習法
 記憶のメカニズムを知って復習に活かす(和田)
 無駄なく反復して定着させる(繁田)

③「アウトプット」の極意――記憶をすばやく出力する脳内回路をつくる
 時間内にアウトプットする訓練をせよ(和田)
 「記憶のフック」と「説明」でアウトプット力を磨け(繁田)


第四章 科目別「勉強の極意」

勉強の極意――算数・数学
 〔中学受験〕わかるところまで戻る勇気を(繁田)
 〔高校受験〕文字式を利用した解法の定着が肝になる(繁田)
 〔大学受験〕模範解答の解法パターンを「暗記」する(和田)

勉強の極意――理科
 〔中学受験〕「五感の活用」と「得意分野づくり」で克服(繁田)
 〔高校受験〕教科書レベルの「実験」と「観察」をメインに(繁田)
 〔大学受験〕食わず嫌いをせず、短期間で効率的に(和田)

勉強の極意――社会
 〔中学受験〕クイズ形式で知識をどんどん吸収(繁田)
 〔高校受験〕つながりをきちんと意識する(繁田)
 〔大学受験〕基本は暗記だが、それぞれの科目に適した方法で(和田)

勉強の極意――国語
 〔中学受験〕問題集を使って解答パターンを体に染み込ませろ(繁田)
 〔高校受験〕古文・漢文の扱いに注意し、作文対策も忘れずに(繁田)
 〔大学受験〕「勉強しなくてもいい」は間違い(和田)

勉強の極意――英語
 〔中学受験〕早くから英語に触れる機会を増やす(繁田)
 〔高校受験〕土台を固めて長文読解へ(繁田)
 〔大学受験〕攻略のポイントは「慣れること」(和田)


第五章 合格を引き寄せる三つの極意

「志望校対策」「弱点克服」「強い心構え」で戦略的な勉強をせよ
 偏差値にこだわりすぎるな(和田)
 点数に結びつく勉強をせよ(繁田)

①「志望校対策」の極意――敵を知ると効率的な勉強ができる
 出題範囲は過去問に聞け(和田)
 受験は単純なギャンブルではない(繁田)

②「弱点克服」の極意――「できない」を「人並み」にするのは簡単
 苦手科目の克服はいい出会いから(和田)
 「ステイライン」を目指せ(繁田)

③「強い心構え」の極意――執念を持て
 あがけばあがくほど合格に近づく(和田)
 「前向きな心」と「闘争心」が道を開く(繁田)


第六章 成果を安定させる三つの習慣術

習慣が受験勉強に与える影響
 生活リズムを守ることが効率化につながる(和田)
 「プラスの習慣」と「マイナスの習慣」を知れ(繁田)

①「効率的な時間術」のコツ
 時間を制する者は受験を制する(和田)
 タイムラインを意識した計画で自らに意識づけをする(繁田)

②「メリハリ学習」のススメ
 受験生は修行僧ではない(和田)
 「完全休養日」をつくれ (繁田)

③「勉強が進む生活」を保つための極意
 勉強のリズムは早寝早起きから(和田)
 イメージと宣言で自分を奮い立たせる(繁田)


第七章 本番で全力を出しきるための三つの対策

結局、合否は一回の本番で決まる
 「最後の最後に失敗」だけは避けたい(和田)
 実力以上の力は発揮できるのか(繁田)

①「最高の仕上がり」で臨むための対策
 使えない知識はないのと同じ(和田)
 最後の最後で得点力を上げる直前勉強法(繁田)

②「試験時間を有効に使う」ための対策
 確実に点になりそうな問題から解け(和田)
 問題文はあえて時間をかけて正確に読め(繁田)

③「平常心」で臨むための対策
 チェックすることを決めておく(和田)
 見直しは直後に(繁田)


第八章 合格を確実にするサポート体制

受験には親のサポートが欠かせない
 適切な理解のもとに経済面のサポートを(和田)
 親の言動が子どもに与える影響(繁田)

「参考書・問題集」の活用法
 分厚い名著は受験のための名著ではない(和田)
 参考書は数を絞ってやり込む(繁田)

受験における「友人」の位置づけ
 友人は「敵」ではない(和田)
 上昇スパイラルを築ける関係を(繁田)

「予備校・塾」の活用法
 目的を持って利用する(和田)
 学力と性格に合わせた選択を(繁田)


付録 おススメ参考書&問題集