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国語力をつける勉強法

国語力をつける勉強法

和田秀樹

ISBN:978-4-487-80196-1
定価1,540円(本体1,400円+税10%)
発売年月日:2007年08月01日
ページ数:216
判型:46

解説:
国語のテストの点数がよくならない子どもも,報告書がまともに書けない大人も,ともに原因は、勉強方法を知らないことと教育環境の認識不足。和田秀樹が解き明かす「国語力」のつけ方。

著者情報

和田秀樹(わだひでき)
1960年大阪府に生まれる。灘中学・高校を経て、東京大学医学部卒。精神科医、作家。緑鐵受験指導ゼミナール代表。
東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立。現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)、一橋大学非常勤講師(医療経済学)、川崎幸病院精神科顧問を務めるほか、全国の中学や高校のコンサルティングにも携わる。日本人としてはじめて自己心理学の国際年鑑である"Progress in Self Psychology"に論文が掲載されるなど自己心理学研究の第一人者でもある。著書に『大人のための勉強法』『受験は要領』『受験は要領―テクニック編』『受験は要領―中学受験編』(PHP)、『バカとは何か』(幻冬舎)、『新・受験技法―東大合格の極意 』(新評論)、『新・学問のすすめ』(中経出版)、『勉強のやる気を作る本』(学研)、『「頭のいい人」のしくみ』『ゆとり教育から我が子を救う方法』『国語力をつける勉強法』(以上東京書籍)、『本物の実力のつけ方』(榊原英資氏と共著、東京書籍)などがある。

和田秀樹ホームページ
http://www.hidekiwada.com/
緑鐵受験指導ゼミナールホームページ
http://www.ryokutetsu.net/
和田秀樹ブログ「テレビで言えないホントの話」
http://ameblo.jp/wadahideki/

コンテンツ

序章 日本語が理解できない日本人
  国際調査で明らかになった学力低下
  日本人の「国語カ」は世界の平均以下
  漫画も読まなくなった子どもたち
  会話ができても「国語力がある」とは言えない
  我が子の「国語カ」は親が鍛えるべき

一章 「国語力」低下の原因とその弊害
  「国語カ」とはどのような能力か
  日本人の国語カが低下した理由
  日米の国語教育比較
  見え始めた教育政策の変化
  日本人なら日本語を教わらなくても大丈夫か?
  「できない子ども」は生き残れない
  情報収集能力は「国語力」の有無で決まる
  親の意識が子どもの人生を決める

二章 私の国語嫌い克服体験
  国語カアップは難しいことではない
  「国語嫌い」でも基礎は学んでいた
  文章修行時代
  アメリカ留学時に読書嫌いを克服
  人間はわかるものに興味を示す
  背景知識があると難しい文章でも読める

三章 「読む」「書く」と「聞く」「話す」
  「話し言葉」と「書き言葉」
  「書き言葉」を「読む」重要性
  国語を学ぶニつの目的
  高度な知識は「聞く」ではなく「読む」で吸収する
  「聞く」はコミュニケーションの基本
  中学受験用の勉強のすすめ
  国語力をアップさせる五つの能力

四章 「国語力」をつける勉強法
 1 文法力を磨く
  なぜ文法を学ぶ必要があるのか
  「教養がない」と陰口を言われないために
  文法力を磨くための勉強法
 2 語彙力を磨く
  背景知識がないと文章は読めない
  語彙力を磨くための勉強法
  子どもには詰め込み教育が必要である
 3 論旨を把握して要約する力を磨く
  世界が重視する「読解的応用力」とは?
  要約力が必要な理由
  要約力を磨くための勉強法
  「主語の省略」を克服する方法
 4 レポート作成力を磨く
  国文学教育の限界
  自発的に書かなければ文章力は身につかない
  文章力には「論理力」と「読解力」が必要
  レポート作成力を磨くための勉強法
  小論文の参考書利用法
  子どもの訓練は親政指導で行う

五章 「国語力」を飛躍的に向上させる年代別勉強法
  最適の年齢で最適の勉強法を
  国語の勉強に関心を持たせる――幼児期
  テストでいい点を取らせて勉強を好きにさせる――小学生(低学年)
  「ゆとり教育」を逆手にとる
  受験用の勉強で基礎を身につける――小学生(高学年)
  敬語が使える人は高い評価が得られる
  論理的な文章を読ませる――中学生、高校生
  大学生、社会人――負け組にならないための勉強をする
  どんなことにも自分の意見を持つ

六章 我が子のために親がやるべきこと
  子どもを守るのは親の役目
  子どもの利益を最後先に考える
  環境づくりは親の役割である
  しっかり遊ぶ子どもは勉強もてきる
  過保護は本当に悪いことなのか?
  子どもの身になって考える
  子どもの目標になる
  子どもをスランプから救う
  勉強は時間よりも量である
  「復習勉強法」で知識を確実なものにする
  勉強のサポートに塾を利用する

終章 「国語力」の低下は国家の危機である
  識字率と理解カ
  教育政策の失敗は国を滅ぼす
  国民が勉強すると産業が発展する

  付録 国語問題資料