高校生活の強化書

高校生活の強化書

西岡壱誠/著 萩原俊和/著

ISBN:978-4-487-81742-9
定価1,540円(本体1,400円+税10%)
発売年月日:2024年04月08日
ページ数:192
判型:四六

解説:
定期テスト・受験勉強対策、総合型選抜や推薦型選抜など親の時代とは異なる多様な入試形態、進路、部活、リアルとS N S上の友情など、青春の全部を欲張り、最高の3年間にする方法! 
大ベストセラー『東大読書』の著者でキャリアデザインのプロ西岡壱誠と、宇都宮短期大学附属高校の名物副校長・萩原俊和が、勉強、受験、部活、友情、恋愛、S N S、不登校、親との軋轢など、高校生活を夢見る中学生や現役高校生たちのリアルな悩みを解決し、不安をサポート!

はじめに

「高校生のあの時、何でこういうことをやっておかなかったんだろう」

大学に入学してから、社会人になってから。大人になってから多くの人はそんなことを口にします。「あの時ああすればよかった」という後悔を口にして、「あの時に戻れるなら」という無理なことを考えてしまったりします。

さて、この本を手に取っている人の多くは高校生・または高校生になろうとしている人だと思います。そんなみなさんの目の前に広がっている未来は、多くの人が「もっと大事にするべきだった」と考えて後悔するような、とんでもなく掛け替えのないものなのです。

そして悲しいことに、その事実に気付くのは、大人になった後です。もう戻れない時期になって初めて、「戻りたい」と思ってしまうわけです。

例えば、こんな話があります。高校生の1時間というのは、時給 4万円になる、というものです。勉強を例に挙げてみましょう。平均的な生涯賃金と東大卒の生涯賃金とでどれくらいの差が出るかみなさんはご存知ですか? ある試算によると、だいたい 8000万円です。これを時給換算してみると、通常の大学に合格するよりも東大に合格するためには、およそ 2000時間多く勉強すると言われていますから、8000万円÷2000時間で、勉強時間を時給に換算すると、およそ4万円になります。

みなさんは、時給4万円のバイトをしたことがありますか? 絶対に経験ないですよね。

今、みなさんが持っている1時間の重みは、金銭価値に換算すれば4万円なのです。そしてその時間が、高校1年生〜3年生までの時間でいえば、「1万時間*」あります。1万時間×4万円=「4億円」です。みなさんは、「若い」というだけで、誰でも 4億円という大金を手にしているのです。この 4億円を、みなさんだったら、何に使うでしょうか? 勉強でしょうか? 運動でしょうか? 部活動でしょうか? 生徒会活動でしょうか?

どんな分野に時間を使ってもよいのですが、後になって「こんなことに時間を使うんじゃなかった」とは思いたくないですよね。

本書は、高校生の誰しもが持っている「4億円」の資産を、どう使うべきかについて、みなさんに伝えるものです。どのように活用すれば、後悔しないのか。どのように活用すれば、将来のためになるのか。そんな、高校生活を強化する方法を伝えるための本こそが、本書、「高校生活の強化書」です。

2024年3月  西岡壱誠

* 高校生の通常の平日は、約8時間が学校、約9時間が睡眠・食事・入浴等とすると、24時間-17時間=7時間が可処分時間(自分で自由に使える時間)になる。土日も自由な時間と仮定すると、24時間-9時間=15時間。7時間×5日+15時間×2日=約65時間。65時間×50週間=3250時間。

3250時間×3年=1万時間、となる。

著者情報

西岡壱誠(にしおかいっせい)
偏差値35から東大を目指すも、2年連続不合格。3年目に勉強法を見直し、偏差値70、東大模試で全国4位になり、2浪で東大合格を果たす。東大入学後、人気漫画「ドラゴン桜2」(講談社)の編集を行い、ドラマ日曜劇場「ドラゴン桜」の脚本監修を担当。2020年に株式会社カルぺ・ディエムを設立。代表に就任。偏差値35から東大合格を果たしたノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、全国25校で教育支援を行っているほか、教師に指導法のコンサルティングを行っている。『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』(東洋経済新報社)、『高校生活の強化書』(東京書籍)など著書多数。

著者情報

萩原俊和(ハギワラトシカズ)
栃木市生まれ。東京学芸大学大学院(化学)修了後、理化学研究所有機金属錯体研究室に勤務。1986年に学校法人須賀学園が設置する宇都宮短期大学附属高等学校に着任。その後、教務部長。入試広報部長を経て、現在は、教頭を務める。これまで同校で数千人にも上る生徒を指導してきた「現場のプロ」。須賀学園は明治33年(1900年)に創設され、大学短大高校中学総勢3300名の生徒学生を有す学校法人であり、さらに、周囲の学校がまだ取り組んでいない“新しいチャレンジ”に先陣を切って挑戦している。同校の取り組みの旗振り役としての姿勢が評価され、各学校や学習塾等での講演の依頼は年40回を超える。

コンテンツ

はじめに

序章

第1章 高校生活強化の章

第2章 テスト勉強・受験対策強化の章

第3章 部活動、生徒会・委員会、学校行事強化の章
第4章 青春の悩みを解決! メンタルヘルス強化の章
第5章 現役高校生たちのリアルQ&A!

おわりに

参考文献