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 哲学ってなんだろう?

哲学ってなんだろう?
哲学の基本がわかる図鑑

DK社/編 山本 貴光/訳

ISBN:978-4-487-81663-7
定価2,420円(本体2,200円+税10%)
発売年月日:2024年02月28日
ページ数:128
判型:A4変形

解説:
古代ギリシア哲学から21世紀の現代思想まで、わかりやすく学べる!
10歳から大人まで楽しめる哲学の入門書。

世界中の哲学者・思想家たちが直面した「謎」について、一緒に考えてみましょう。
「存在」や「知識」、「正しさ」などの古典的な哲学テーマはもちろん、「機械は考えられるか」「動物を平等に扱うべきか」といった、最近の話題にも触れています。オールカラーのイラストつき。

「哲学」は謎から出発します。なんの謎かといえば、この世界のさまざまなものについての謎です。宇宙ってどんな場所だろう、自分はずっと同じ人間なんだろうか、よいとか悪いってどう違うんだろうとか、いろんなものが謎だらけです。この本は、そうした謎について過去の哲学者たちが考えたことをヒントに、どんなふうに考えられるかを教えてくれます。そうそう、この本を手にしたばかりの君にとっては「哲学」だって謎かもしれません。分からないことを楽しみながら、何度も読むのがコツですよ。
――訳者まえがきより・山本貴光

著者情報

DK社(でぃーけーしゃ)
イギリスの出版社。1974年にロンドンにて創業。世界最大の出版グループPenguin Random Houseの一員。子供から大人まで幅広い世代に向けた本を数多く出版しており、そのビジュアルの美しさと内容の面白さで高い評価を得ている。

著者情報

山本 貴光(ヤマモト タカミツ)
1971年生まれ。文筆家、ゲーム作家。2021年4月より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
著書に『文学のエコロジー』(講談社)、『マルジナリアでつかまえて』『投壜通信』(本の雑誌社)、『文体の科学』(新潮社)、『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、共著に『世界を変えた書物』(小学館、橋本麻里と)、『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(筑摩書房、吉川浩満氏と)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(ちくまプリマー新書、三宅陽一郎氏と)、訳書にケイティ・サレン、エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』(ニューゲームズオーダー)、メアリー・セットガスト『先史学者プラトン』(朝日出版社、吉川浩満と共訳)などがある。
吉川浩満とYouTubeチャンネル「哲学の劇場」主宰。

コンテンツ

「存在」ってなんだろう
一番小さいものはあるのか/無はあるの?/現実ってなに?/同じ川に二度足を入れられるか/新品? それとも新品同様?/私はなにからできている?/私って?/時間を旅できるだろうか/どうして自分はここにいるの?/神は存在するの?/なぜ苦しみは存在するのだろう

「知識」ってなんだろう
信じているのか、知っているのか/私が確実に知っていることはなに?/いま夢の中じゃないと、どうして分かる?/水槽に浮かぶただの脳なのか/イスがイスじゃなくなる場合/人はどうやって学ぶのだろう?/経験からなにが分かる?/信念が正しい必要はあるだろうか/科学はいつも正しいだろうか

「正しい」とか「間違っている」ってなんだろう
正しいか、間違っているか、どうやって見分けられる?/噓をつくのは正しいことか/善良であるべき?/目的は手段を正当化するだろうか/幸せとはなんだろう/不幸な人間か 幸せなブタか/私は自由だろうか/私は幸せな囚人か/言いたいことはなんでも言っていいか

「平等」ってなんだろう
他の人をどう扱うべきか/誰が権力を持つべきか/ものごとを公平にすべき?/慈善活動に寄付すべきか/動物を平等に扱うべきか/どうして環境が問題になるのか

「考える」ってなんだろう
心ってなに?/心はどこにあるの?/誰かが考えていることは分かるか/機械は考えられるか/言葉はなにを意味してる?/よい議論をするにはなにが必要か

哲学の歴史/用語集/さくいん