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東京 五つ星の魚料理

東京 五つ星の魚料理

岸 朝子/選

ISBN:978-4-487-80247-0
本体価格1,600円
発売年月日:2008年12月01日
ページ数:256頁
判型:A5変形

解説:
寿司をはじめ、ふぐ・あんこう・まぐろ・あゆ・くえ・かになどの各専門店,日本各地の旬の地魚を味わえる郷土料理の店など,東京の魚料理の老舗・名店を,各店自慢のお酒とともに厳選して紹介。

著者情報

岸朝子(きし あさこ)
1923年東京生まれ。
女子栄養学園(現女子栄養大学)卒業。55年に主婦の友社に入社。その後、女子栄養大学出版部に移り、『栄養と料理』編集長を務める。79年、株式会社エディターズを設立。料理、栄養など食に関する書籍や雑誌を多数編集する。
93年より、フジテレビ系『料理の鉄人』に審査委員として出演。食後のひと言“おいしゅうございます”が話題となる。
著書では、東京にある老舗・名店の極上の味みやげを厳選して紹介した『東京 五つ星の手みやげ』(2004年、弊社刊)が30万部を超えるベストセラーになるなど、料理記者歴58年以上の間に培ったその“審味眼”は、幅広い読者層から絶大な信頼を得ている。
その他の著書では、弊社五つ星シリーズの『[続]東京 五つ星の手みやげ』『東京 五つ星の甘味処』『東京 五つ星の肉料理』『東京 五つ星の魚料理』『東京 五つ星の中国料理』『東京 五つ星のイタリア料理』、手帳シリーズの『イタリアン手帳』などがロングセルを続けているほか、健康に長生きする秘訣を自らの半生から探った自叙伝的健康論『このまま100歳までおいしゅうございます』が各紙誌に大きく取り上げられ話題となった。

コンテンツ

はじめに

〈中央区〉
掌サイズの商売だからこその料理   三亀 【割烹】
お腹に心に温かい、懐石の本流   馳走 そっ啄 【懐石料理】
好みとお腹具合に応じてくれる店   懐食 みちば 【懐石料理】
すしは日本料理、季節感が大事   鮨 青木 【すし】
わが国唯一、イワシ専門の割烹   いわしや 【イワシ料理】
あの金田中の料理を気取らずに   金田中 庵 【カウンター割烹】
クエは産地の契約生け簀から   土佐料理 祢保希 銀座店 【土佐郷土料理】
カウンター割烹発祥の老舗   本店浜作 【関西割烹】
主人の心がこもった花ある料理   銀座 和久多 【懐石料理】
誇りと暖簾にかけてすしを握る   銀座 久兵衛 【すし】
「おもてなし」の心を第一に   銀座 鳴門 【フグ料理】
季節感あふれる料理の美しさ   銀座 あさみ 【日本料理】
船長が獲ってくる島魚の数々   八丈島 ゆうき丸 銀座本店 【八丈島料理】
地元と変わらぬ味を能登の地酒で   のと半島 時代屋 【能登海鮮料理】
豪快にかぶりつきたい究極のフグ   ふぐ 福治 【フグ料理】
自前のカキは新鮮・安全折紙付き   銀座 かなわ 【生ガキ・鮮魚料理】
三大ガニを好みの調理でいただく   銀座 江島 【カニ料理】
大分の豊かさを実感させる高級店   レストラン 坐来 大分 【大分郷土料理】
品書の豊富さにびっくりの鮪料理   銀座 みさきや 【鮪料理】
鮮魚は朝獲れの三浦の地魚ばかり   銀座 魚ばか 【地魚料理】
「食べている今が旬」の鮮魚料理   あんこうや 高はし 【鮮魚食堂】
河岸の職人もご用達の名料理店   かねます 【立ち食い割烹】
料理をさらに引き立てる器、内装   吉星 【フグ料理】
すしと天ぷらの最強タッグが実現   すし 天ぷら あき 【すし・天ぷら】
家伝の味の原点は茶人大名にあり   松江の味 日本橋 皆美 【松江郷土料理】
江戸の味を今に伝える粋な店   割烹 嶋村 【江戸前料理】

〈千代田区〉
すしも店の造りも正真の江戸前   神田 笹鮨 【すし】
江戸情緒に包まれて江戸の味を   いせ源 【アンコウ料理】
下町っ子気質を握った江戸前すし   金多樓寿司 【すし】
真面目に気取りなく江戸前を握る   九段下 寿司政 【すし】
わっぱめしのこの匂い、この味   越後料理 まつ井 【越後料理】

〈港区・品川区・目黒区・世田谷区・大田区〉
技は開高健お墨付きの本場仕込み   赤坂 与太呂 【鯛・天ぷら・フグ料理】
「花板兼女将」が支える名店   赤坂 鴨川 【フグ料理】
洗練の先の親しみやすさ、温かさ   分とく山 【板前割烹】
素材と技を極めた「おもてなし」   ふく・すっぽん さくら田 【フグ・スッポン料理】
備前焼に囲まれて楽しむ備前の味   備前 さび助 【岡山郷土料理】
天然鮎なればこその逸品がそろう   鮎正 【天然鮎料理】
NYの味と雰囲気をそのままに   グランド・セントラル・オイスター・バー&レストラン 品川店 【カキ料理】
世界の生ガキが一堂に   シーフードレストラン 東京オイスターバー 【カキ料理】
豪放かつ繊細、よね津流土佐料理   よね津 【土佐料理】
素材と仲よしの悠揚迫らぬ料理   こばやし 【板前割烹】
川と海の地の魚介をふんだんに   食通 ゆたか 【地魚料理】

〈新宿区・渋谷区〉
花街に生きる「鏡花の愛した店」   割烹 うを徳 【割烹】
稼ぎ手、遊び手を操るフグの名伯楽   伯楽 【フグ料理】
素材・技・器を極めた傑作料理   懐石 小室 【懐石料理】
穴子と遊び客とも遊ぶ名料理   穴子料理 ます味 【穴子料理】
平成の江戸前を実現する行動派   すし匠 【すし】
魚は当日揚がった地場ものばかり   大分郷土料理 とど 【大分郷土料理】
品書は隅から隅まで貝、貝、貝   はまぐり 【貝料理】
季節の料理を超お手ごろ値段で   味処 へいじ 【和食処】
珍しい料理の話題で盛り上がろう   佐賀 雑穀 【佐賀郷土料理】
手間と愛着を込めた愛媛の味   宇和島 【愛媛郷土料理】

〈台東区・文京区〉
気取らず手はかける、粋な江戸前   弁天山 美家古寿司 総本店 【すし】
大衆値段で楽しむ心意気の味   浅草 三浦屋 【フグ料理】
食う飲むほどに気分は江戸っ子   浅草 一文 本店 【江戸料理居酒屋】
江戸前が主人の掌から客の手へ   すし游 【すし】
端然とつまみたい江戸前の名品   鮨 松波 【すし】
料理の品数と量の多さ、質のよさ   魚料理 遠州屋 【大衆割烹】
料理と地酒でみちのく三昧   ひがし北畔 【みちのく料理】
気配りも量もたっぷりの鮮魚料理   行徳 【鮮魚料理】
厳選トラフグをぎりぎり値段で   にびき 【フグ料理】
名家の長女だからこその伝統料理   みぢゃげど 【津軽料理】
真面目な主人が握る真面目なすし   鮨 やす田 【すし】
夏でも鍋を食べられる専門店   旬彩四季料理 湯島鍋家 【大衆割烹】
工夫が楽しい充実のタコ料理   たこや 三忠 【タコ料理】
工夫を楽しみたい「おまかせ」   鮨 すヾ木 【すし】

〈江東区・墨田区〉
焼蛤の後のヒミツの料理も楽しみ   割烹 やき蛤 【創作料理】
「寸止め」の料理が光る個性的な店   深川 志づ香 【割烹料理】
すべて国産の活き貝がずらり   貝料理 海作 【貝料理】
夏にも冬と変わらぬフグを   向島 はしもと 【フグ料理】
看板を背に客の信頼に応える   両国 ふぐ ひょうたん 【フグ料理】

〈豊島区・北区〉
素材を生かすにはまず素材から   茶懐石料理 和幸 【茶懐石料理】
「さりげない工夫」に店の真骨頂が   高勢 【すし】
手をかけたすしの洗練と温かさ   鮨勝 【すし】
「店主のすし」に惹かれて客は集う   寿司 髙はし 【すし】
値段からは想像できない質の高さ   旬菜 味うら 【板前料理】
極上のタネと主人の技を味わう   駒込 鮨金 【すし】

〈中野区・練馬区〉
飲んべえも食いしん坊も幸せな店   串打ち工房 焼串 【魚介居酒屋】
きっと「また来たい」と思わせる店   懐石料理 岸田 【会席料理】
天然物をお手ごろ値段で   第二力酒造 【鮮魚居酒屋】
工夫ある魚料理が爛漫と咲く店   らんまん 【季節魚料理】
原始炭焼は、昔のままの炭火焼き   原始炭焼 陸蒸気 【炭火焼き】
アワビ、伊勢エビを驚きの値段で   あわび亭 【アワビ・伊勢エビ料理】
酒好きにうれしい風雅な料理   御料理 万代家 【和食処】

◆column
岸朝子の 魚料理の愉しみ
 ①魚料理お国ぶり
 ②思い出に残る魚の味
 ③夏の楽しみ、アユとハモ
 ④命を支える魚介類の栄養価値
坂本一男(おさかな普及センター資料館館長)の 『古事記』の魚たち
 ①マダイ
 ②アユ
 ③スズキ

◆東京鉄道路線図
◆広域図索引
 ①十条・板橋
 ②王子・田端
 ③中野・鷺宮
 ④池袋・高田馬場
 ⑤上野・湯島・本郷・水道橋
 ⑥浅草・押上
 ⑦明大前・中野坂上
 ⑧新宿・四ツ谷・原宿
 ⑨神田・銀座・霞が関
 ⑩両国・錦糸町・深川
 ⑪下北沢・三軒茶屋
 ⑫渋谷・目黒・広尾
 ⑬浜松町・芝公園
 ⑭新木場・有明
 ⑮自由が丘・駒沢公園
 ⑯五反田・大井町
 ⑰品川・お台場

◆五十音索引
◆料理種別索引