東京書籍

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ALSを生きる

ALSを生きる
いつでも夢を追いかけていた

谷川彰英/著

ISBN:978-4-487-81375-9
本体価格1,500円
発売年月日:2020年03月25日
ページ数:256頁
判型:四六判

解説:
第1の人生(学者)、第2の人生(作家)、そして私は第3の人生を生きる!


2009(平成21)年3月に筑波大学を退職した著者は、翌年4月に東京のインターコンチネンタルホテルで筑波大学退職記念パーティーを開催した。
パーティーのコンセプトは「夢のはじまり」。
筑波大学退職までの人生を第1の人生とすれば、退職後の人生は第2の人生となる。
その意味で「夢のはじまり」だった。
著者の夢は順調に滑り始め、第2の人生である地名作家としての地位は揺るぎのないものとなっていった。
多数の著書の刊行、テレビ番組への出演など、夢は大きく花開いていった。

そんな矢先の2018(平成30)年2月、著者を突然病が襲った。
意味不明の体調不良、病状の悪化、そしてついに呼吸不全に陥る。
2か月に及ぶ検査の結果、著者は脳からの神経が十分行き届かず筋肉が萎縮していくALS(筋委縮性側索硬化症)と診断される。

本書は、難病のALSと診断されながらも、第3の人生を力強く生き抜くと「新たな夢」に向かって突き進む著者の思いを綴った書き下ろしである。

著者情報

谷川彰英(たにかわ あきひで)
1945年、長野県松本市生まれ。東京教育大学教育学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)(筑波大学)。専門は教育学、社会科教育、地名研究、マンガ論など。千葉大学助教授を経て、筑波大学教授。同大大学院教育研究科長、学校教育部長、筑波大学理事・副学長を経て2009年に退職。現在、チームTanikawa(日本ジャポニズム研究所)代表、筑波大学名誉教授。この間、1987年“連続セミナー授業を創る”を創設して、授業づくり運動を推進する一方、柳田国男の教育思想研究をベースにした地名研究、食文化研究などを行ってきた。またマンガと教育に関わる研究で国際的に活動。学会活動としては、日本生活科・総合的学習教育学会会長、日本社会科教育学会会長、中等社会科教育学会会長のほか、日本教育学会理事等を歴任

コンテンツ

まえがき 「夢のはじまり」
第1幕 ALSとの闘い
(1)ある異変
(2)病魔の進行
(3)ALSの宣告を受ける
第2幕 病室の窓
(1)反響
(2)「それでも生きる!」
(3)我が人生の「先へ!」
第3幕 夢を追いかけた日々
(1)どんな子どもに育ったか
(2)教育学を志す
(3)大学教員として生きる
(4)地名作家への道
第4幕 ALSを生きる
(1)精いっぱい生きる!
(2)ALSと向き合う
(3)さらなる夢に生きる
谷川彰英 略年譜&著作一覧
あとがき