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日本列島 地名の謎を解く

日本列島 地名の謎を解く

谷川彰英/著

ISBN:978-4-487-81526-5
定価1,210円(本体1,100円+税10%)
発売年月日:2021年09月30日
ページ数:328
判型:四六変型

解説:
複数の人が共同生活を営み始めると、そこには必ず共通のコードを有した地名が必要になる。日本列島に人々が住み着くようになった時点から地名は存在してきたのだろう。多くの地名は長い歴史を経て現在の呼び名として定着した。本書では地名に隠されている意外と知られていない歴史を探る。興味深く読んでいただけるよう、日本の地名90について、伝説、動物、数字、ユニークさなど10の観点から分類して紹介している。何気なく当たり前のように使われている地名、心に染み入る懐かしい地名、よくよく考えてみると意味不明の地名……。地名には人間の営みが隠されている。日本の地名の成り立ちを探ることは、日本と日本人について考えることでもある。

著者情報

谷川彰英(たにかわ あきひで)
1945年、長野県松本市生まれ。東京教育大学教育学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)(筑波大学)。専門は教育学、社会科教育、地名研究、マンガ論など。千葉大学助教授を経て、筑波大学教授。同大大学院教育研究科長、学校教育部長、筑波大学理事・副学長を経て2009年に退職。現在、チームTanikawa(日本ジャポニズム研究所)代表、筑波大学名誉教授。この間、1987年“連続セミナー授業を創る”を創設して、授業づくり運動を推進する一方、柳田国男の教育思想研究をベースにした地名研究、食文化研究などを行ってきた。またマンガと教育に関わる研究で国際的に活動。学会活動としては、日本生活科・総合的学習教育学会会長、日本社会科教育学会会長、中等社会科教育学会会長のほか、日本教育学会理事等を歴任

コンテンツ

「日本列島 地名の謎を解く」 ―地名が語る日本のすがた―

はじめに
第1章 聞いてびっくり! ユニークな地名
宮本武蔵/南蛇井/極楽/輪島/己斐/桑原町/おとめ山/男女川/向津具/半家/浮気/十八女/乳頭温泉/吉里吉里
第2章 動物が地名をもたらした
飛鳥/熊谷/鵠沼/犬山/亀有/猫実/狙半内/虎姫
第3章 都会で気になる地名の謎
青山/代々木/梅田/針中野/立売堀/関内/国分町/二階堂/雪の下/新宿
第4章 数字の示す意味は?
三田/五箇山/六本木/七五三引/八景水谷/九度山/十三/十八成浜/千日前
第5章 伝説を今に伝える地名
姫島/及位/東尋坊/鉄輪温泉/鬼無里/鴻巣/姥捨/走水/女化/鬼首/不来方
第6章 古代史をたどる地名
不知火/埼玉/安房/間人/安曇野/宍道湖/鵯越/金華山/善光寺/比叡山/太秦
第7章 武人たちの鼓動を伝える地名
 蹴上/相去/桶狭間/安土城/関ケ原/巌流島/田原坂
第8章 北海道開拓がもたらした地名
知床/幸福駅/定山渓
第9章 都市名に隠された歴史
仙台/会津若松/平塚/松本/名古屋/岐阜/金沢/富山/福井/高槻/堺/姫路/松江/高知/福岡/熊本/豊見城
おわりに 地名の成り立ちと変遷
人々が住まうところに「地名」はうまれる/奈良時代「好字令」を経て地名が二文字となる/廃藩置県により国名廃止、現在の都道府県が成立した
あとがき