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自閉症スペクトラム障害の診断・評価必携マニュアル

自閉症スペクトラム障害の診断・評価必携マニュアル

スリーン ソールニア・パメラ ヴェントーラ/著 黒田美保・辻井正次/監訳 稲田尚子・髙橋絵美子・平林ルミ・井澗知美・植田みおり・森田麻登・梶奈美子・三宅篤子/訳

ISBN:978-4-487-80814-4
定価4,180円(本体3,800円+税10%)
発売年月日:2014年02月12日
ページ数:240頁
判型:A5

解説:
自閉症スペクトラム障害の評価の確認のためのツールをすべて掲載。
陥りがちなミスを避けるための専門家のアドバイスも満載。
お急ぎ参照など、簡便にチェックできる仕立ても盛り込んだ、医師、臨床心理士ほか、自閉症の診断・評価に携わる全ての関係者必携のマニュアル。
特長:
1.アセスメントから報告書の書き方にまで言及しており、医師や心理士にとって、また若い臨床家だけでなく熟練した臨床家にとっても真に役立つ本
2.自閉症スペクトラム障害の診断・評価に必要なアセスメントをほぼ余すことなく紹介
3.陥りがちなミスを避けるための専門家のアドバイス
4.お急ぎ参照・注意・重要など、簡便にチェックできる構成

著者情報

辻井 正次(ツジイ マサツグ)
1963年生まれ。中京大学教授。NPO法人「アスペ・エルデの会」統括ディレクター・理事長。子どものこころの発達研究センター客員教授。1992年、名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。同年に高機能広汎性発達障害の子どもを支援する会、アスペの会を設立。現在の発達障害児・者のための生涯発達支援システム「アスペ・エルデの会」となる。講演や研究活動、イルカセラピーに代表される余暇支援など、発達障害者支援にかかわる活動は多岐にわたり、同時に専門家育成にも尽力を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

著者情報

スリーン・A・ソールニア(スリーン ソールニア)
アメリカ合衆国アトランタ市の子どもの臨床施設、マーカス自閉症センターの研究部門臨床ディレクター、エモリー大学医学部小児科自閉症スペクトラム部門助教。コネティカット大学でデボラ・ファイン博士の指導の下、臨床心理学の博士号を取得。イェール大学チャイルドスタディセンターのアミ・クリン博士の指導の下で、博士研究員として従事。その後、イェール大学の自閉症プログラム臨床ディレクターおよびトレーニングディレクターを務め、乳児から青年までのASDの人たちの多角的診断・評価の統括・実施・スーパーヴァイズを行った

著者情報

パメラ ヴェントーラ(パメラ ヴェントーラ)
イェール大学チャイルドスタディセンターの自閉症プログラム教員。コネティカット大学でデボラ・ファイン博士の指導の下、臨床心理学の博士号を取得。イェール大学チャイルドスタディセンターで博士研究員として従事。ASDおよびその他の発達障害の心理学的、神経心理学的評価の幅広い臨床経験を有している。現在の研究テーマは、ASDの子どもの神経心理学的な発達過程、およびASDの幼児に対する介入の反応性に焦点が当てられている。発達障害に関する学術論文や書籍を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

著者情報

黒田 美保(クロダ ミホ)
福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室特任教授。東京大学大学院教育学研究科客員教授。昭和大学発達障害医療研究所客員教授。日本臨床発達心理士会副幹事長。TEACCHプログラム研究会理事。ADOS、ADI‐R研究使用資格取得者。同志社大学文学部心理学科卒業、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士・学術博士)。東京都大田区公務員、よこはま発達クリニックを経て、2005年~2006年ロータリー財団奨学金によりノースカロライナ大学医学部TEACCH部門に留学。2014年4月より現職。

著者情報

稲田尚子(いなだなおこ)
臨床心理士。心理学博士。日本学術振興会/東京大学大学院教育学研究科特別研究員(RPD)。1980年、佐賀県生まれ。2007年、九州大学大学院人間環境学府人間共生システム専攻心理臨床学コース博士後期課程を単位取得後、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所児童・思春期精神保健研究部研究員。2013年東京大学医学部附属病院こころの発達診療部、2014年東京大学大学院教育学研究科教育学研究員を経て、2016年より現職。2014年より、Southwest Autism Research&Resource Center客員研究員

著者情報

高橋絵美子(たかはしえみこ)

著者情報

井澗知美(いたにともみ)
上智大学文学部、早稲田大学大学院人間科学研究科修士課程修了後、国立精神・神経センター精神保健研究所で発達障害の臨床研究に携わり、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)にてペアレントトレーニングの研修を受ける。その後中央大学大学院博士課程でペアレントトレーニングの有効性に関する研究に取り組む。現在は大正大学心理社会学部臨床心理学科准教授

著者情報

植田みおり(うえだみおり)
カリフォルニア大学ロサンゼルス校教育学大学院心理学科修士課程修了。臨床発達心理士。大学・大学院にて自閉スペクトラムの診断評価および療育プログラムについて学んだのち、クリニックや療育センターなどで幼児期から学齢期を対象とした支援に携わる。その後、オーストラリアでの研修を経て、帰国後は自治体の発達支援機関および療育センターにて臨床業務に従事する。現在、特定非営利活動法人ネスト・ジャパン、NPO法人パルレにて幼児から成人までの当事者および家族の支援にあたっている。

著者情報

梶奈美子(かじなみこ)

著者情報

平林ルミ(ひらばやしるみ)

著者情報

森田麻登

著者情報

三宅篤子(みやけあつこ)

コンテンツ

まえがき


第1章 概説

第2章 機能水準のアセスメント

第3章 コミュニケーションのアセスメント

第4章 行動プロフィールのアセスメント

第5章 臨床面接と記録の再考

第6章 直接観察による診断アセスメント

第7章 鑑別診断と併存症

第8章 ケースのまとめと報告書の書き方
評価ツール

索引/事項索引/人名索引