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私のディスレクシア

私のディスレクシア

フィリップ・シュルツ/著 藤堂栄子/監訳 室﨑育美/訳

ISBN:978-4-487-80620-1
定価1,320円(本体1,200円+税10%)
発売年月日:2013年07月29日
ページ数:125頁
判型:46

解説:
 少年時代に、文字を読むことに苦労し、母親を除いてひとりの理解者もなく、学校の教師や同級生たちには疎外感をもち続けてきた著者。息子の診断を機に、58歳になって初めて自らもディスレクシアであることを知った衝撃と、それゆえに振り返る自分の心の軌跡、新たな視点を得て進む自己理解。
 本書は、学習障害(LD)の中核であるディスレクシア(読み書き障害)の当事者の苦悩や不安と葛藤、生涯にわたる格闘と、その中で深めてきた思索を、ピュリツァー賞受賞の詩人の感性が語り尽くす自伝である。
 ディスレクシアの当事者や家族、関係者の必読書として、また困難を乗り越える人の心の強さ、意志や決断の力、創造性や希望などに関心のある方にも一読をおすすめしたい。

著者情報

フィリップ・シュルツ(フィリップ シュルツ)
1945年 アメリカ合衆国ローチェスター市生まれ。ポーランド系ユダヤ人。詩人・作家。ライターズ・スタジオ創設者。ニューヨーク州のロングアイランドのイースト・ハンプトン在住。

著者情報

藤堂 栄子(トウドウ エイコ)
横浜市生まれ。親の仕事で、フランス、イタリア、ベルギーで生活し、1969年帰国、慶応義塾大学法学部政治学科卒業。現在、NPO法人エッジ 会長、港区個別支援室 室長、一般社団法人JDDNET 副理事長、(有)ToDo Planning 代表。
《著書》:『ディスレクシアってなあに?』(訳、一部著)明石書店、『ディスレクシアでも大丈夫』(著)『学習支援員のいる教室-通常の学級でナチュラルサポートを』(編著)いずれもぶどう社、ほか論文・寄稿多数

著者情報

室崎 育美(むろさき なるみ)
大分県生まれ。京都大学教育学部卒業。
《訳書》:カトリン・ベントリー『一緒にいてもひとり』東京書籍 2008年、『希望の子、バラク・オバマ』バベルプレス 2010年、ジュネヴィエーヴ・エドモンズ、ルーク・ベアドン『アスペルガー流人間関係』(共訳)東京書籍 2011年