東京書籍

すべての人々に健やかな知的生活を

商品

評価関連商品 一般書籍

お客様

児童・生徒・保護者の皆さま 塾の皆さま 一般の皆さま

東京書籍

スペイン 7つの小さな旅

スペイン 7つの小さな旅

中山 瞭/文・写真

ISBN:978-4-487-79857-5
定価2,090円(本体1,900円+税10%)
発売年月日:2003年08月01日
ページ数:216頁
判型:A5

解説:
グラナダの地ビールと木象嵌細工,コルドバのギター造りの名匠と注目のレストラン,ガウディとダリを訪ねてバルセロナへ……ほか,アランフェス,タラベラ・デ・ラ・レイナ,ラガルテーラなどスペイン各地を巡る。

著者情報

中山瞭(なかやまりょう)
1962年横浜生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。
日本航空勤務を経て,フリーランスライターとして独立。
1992年渡西後,国立グラナダ大学大学院文学部歴史言語学科博士課程「スペイン文学,ラテン・アメリカ文学における歴史と社会コース」で学ぶかたわら,日本繊維新聞のスペイン通信員としてスペイン国内の国際見本市,ファッションショーの記事寄稿。スペイン関連の海外ルポ,旅行記事多数。
現在,日本とスペイン・グラナダの仕事場兼住まいを往復しながら,執筆を続けている。
著書に『アンダルシアの熱い風』(白馬出版),『スペイン街道物語』(JTB出版事業局),『世界歴史の旅・スペイン』(山川出版社・関 哲行編 写真・分担執筆)などがある。

コンテンツ

1章 幻のいちごとロドリゴの墓を訪ねて……アランフェス
 いちご摘み列車
 鉄道開通とアランフェスいちご
 幻のいちごを探して
 スペイン・ブルボン王朝といちごの関係
 いちごの言い訳
 森の離宮への夢
 作曲家ホアキン・ロドリゴとアランフェス協奏曲
 ロドリゴの墓を訪ねて

2章 陶器の町と刺繍の村……タラベラ・デ・ラ・レイナ、ラガルテーラ
 タラベラ焼きを求めて
 ルイス・デ・ルナ陶器博物館
 由緒ある窯元エル・カルメン
 ルネサンス時代のマジョリカ陶器の香り
 刺繍村ラガルテーラで危機一髪
 ペピータおばさんのラガルテーラ刺繍

3章 皮革ブランドの老舗ロエベ……マドリード周辺
 革に生命を吹き込む職人たち
 ロエベの歴史
 スペイン文化の伝道者、ロエベ財団
 隠れ家美術館セラルボ美術館
 王立タピスリー工場
 アンティーク鉄道模型玩具市

4章 大地の恵み オリーブオイル、チーズ、ワイン……カスティーリャ=ラ・マンチャ
 黄金色のオリーブオイル
 受難のオリーブ摘み
 これがオリーブ摘みだ
 オリーブの木の種類
 一番絞りのオリーブオイル
 オリーブオイルあれこれ
 羊のチーズ、ケソ・マンチェゴ
 バルデペーニャスのワイン
 有機栽培ワインのボデーガ、ディオニソス
 ワインの醸造
 テーブルオリーブとワインビネガー
 バルデペーニャス・ワイン博物館
 風車村コンスエグラ
 サフラン祭

5章 匠たちが生み出す 地ビール、ギター、刺繍……グラナダ
 グラナダの老舗ビール
 グラナダ市民、アルハンブラ・ビールの危機を救う
 セルベッサス・アルハンブラ社の醸造工場
 手作りギター工房
 聖週間とグラナダ・チュール・レース刺繍
 チュール・レース刺繍の工房と木象嵌細工タラセア
 500年の歴史をもつグラナダ焼の老舗窯元

6章 パティオと邸宅レストラン……コルドバ
 ローマ橋とカルメン
 ギターづくりの名匠マヌエル・レジェス
 伝統の革細工コルドバン
 フリオ・ロメロ・デ・トレス美術館とアラブ風呂
 シラク大統領のお気に入りレストラン、エル・チュラスコ

7章 スペインのなかの異国……バルセロナ
 カタルーニャ人の首都
 サン・ジョルディの日と世界「本の日」
 骨董市とランブラス通り
 コロンブスの塔から遊覧船に乗る
 ガウディとモデルニスモ
 チョコレート博物館
 バルセロナのダリ彫刻美術館
 フィゲラスのダリ劇場美術館から、ポルトリガトのダリの家美術館、プボル村のガラ・ダリ城美術館
 ガウディの聖家族教会

参考文献
旅の手引き