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中学校 技術・家庭

中学校「新しい技術・家庭」

「側板」の読み方は、「がわいた」「そくばん」のどちらの読み方が正しいのですか。
 「側板」の読み方につきましては、どちらの読み方が正しいと判断できる定義はございません。

<ご参考までに>
日本産業規格(JIS)では両方の読み方があります。
側板:がわいた 側面(奥行方向)に取り付ける板 (JIS Z0110「産業用ラック用語」)
側板:そくばん インペラを形成する側壁のうち、羽根に支えられる側 (JIS B0131「ターボポンプ用語」)
 これらの用語は、教科書p.41の場面での「側板」の読み方と関連があるとは判断できませんが、一般的には「がわいた」と読むことが多いようです。
教科書p.65の接着剤の種類の部分に、酢酸ビニル樹脂系エマルション形と記述されていますが、以前は、「エマルション」の部分が「エマルジョン」と記述されていました。なぜ変更になったのですか。
 JIS規格では現在、「エマルジョン」と「エマルション」が混在しております。
[JIS A 5549(造作用接着剤)]では、「酢酸ビニル樹脂系エマルション形」と表記されております(そのほか[JIS A 5536、A 5538、A 5547]など)。教科書では、以前は「酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形」という表記をしておりましたが、改訂の際にJISを確認したところ、その表記の「エマルジョン」の部分が「エマルション」に変更されていましたので、JISに沿って掲載させていただきました。

 これらにつきまして、接着剤を製造しているメーカーに問い合わせますと、どちらの表記も間違いではなく、業界でも混在して商品名などに使用しているということでした。「emulsion」の英語の読み方でどちらの表記にするか違いがあるようです。ただし、「エマルション」の方が「樹脂が水中に分散したものの分類」を指す正式名称であるという見解を持つメーカーもありました。(JISでは、「エマルション」を「互いに溶解しない二液体の一方が微粒子となって他方の液体に分散した系」と定義されております。[JIS K 3211])

 一方、[JIS K 6804]では「酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤」と記述されており、「エマルジョン」と表記されている例もありますので、今後、業界の情勢なども参考にしながら、表記を検討してまいります。
教科書p.148などで掲載されているスイッチの電気用図記号ですが、スイッチの付け根に白い丸がない電気用図記号になっているのはなぜですか。
 スイッチの電気用図記号については、以前は、スイッチの付け根に白い丸がある電気用図記号と、白い丸がない電気用図記号の両方がJISで定められていましたが、2011年のJISの改訂により白い丸の電気用図記号は削除されました(JIS C 0617-7)。小学校、中学校の理科でも、白い丸がない電気用図記号が使用されておりますので、理科と統一された表記となります。
教科書p.33の5群の「食品群別摂取量の目安」の数値が『女420g、男500g』から『女650g、男700g』に変更されていました。なぜ変更になったのですか。
 出典資料を更新したためです。長年、金子ら(2002年)の目安量を用いて、教科書にも掲載をしておりましたが、この度、食事摂取基準2020年版に対応した「改訂六つの食品群別摂取量のめやす」(大石ら「日本家庭科教育学会誌」2020年)が策定・公表されたため、教科書においてもそちらの最新の出典にそろえるために更新を行いました。

 この更新により、5群の摂取量の目安が増量しました。これは、今改訂で米は乾物(炊く前の状態)ではなく米飯(炊いた後の状態)、パスタは茹でパスタというように調理後の重量となったためです。

 また、2群においても変更がありました。摂取量の目安に変更はないものの、牛乳を基準としたカルシウム量への換算ではなく、食品の重量となりました。
教科書p.56の表1「食品の重量の目安」について、以前の教科書から数値を変更した理由を教えてください。例えば、食塩は小さじ1杯が「5g」から「6g」に変更されています。
 平成24年度用教科書より出典を変更し、「女子栄養大学による計測結果」を掲載しています。これまで弊社の中学校技術・家庭(家庭分野)は『新編 調理科学』(著者:渋川祥子、杉山久仁子)、高校家庭科は「女子栄養大学による計測結果」を出典としてきましたが、小中高での関連を図るために出典の変更をいたしました。
 しかし、重量についてはあくまで目安であり、気候条件や人的条件、材料の種類などさまざまな条件で結果は異なります。ご配慮のうえご指導くださいますようお願い申し上げます。
「リットル」の表記を「L」に変更した理由を教えてください。
 平成14年度の中学校教科書から、教科によっては徐々に変更になっておりました。これは、国際単位系での表記に準拠するためです。しかしながら、その段階では、教科書会社に対して検定指示等はなく、平成20年度の高等学校理科の検定を境に、検定指示がなされるようになりました。また、平成23年度小学校教科書検定以降の表記の変更につきましては、平成21年度に出されました「義務教育諸学校教科用図書検定基準」などによるもので、「国際単位系(SI)の単位又はSIと併用される単位がある場合には、原則としてこれによること」と示されたことに由来します。SI単位系及び、JISの表記では、本来は小文字立体のl(エル)が標準となっておりますが、アメリカを中心として大文字立体のL(エル)を用いることが多いため、大文字のLも許容されております。そのため、「リットル」につきましては小文字立体の「l」や大文字立体の「L」で表記することとなりますが、小文字立体の「l」は数字の「1(いち)」と間違えやすいため、弊社では大文字立体の「L」を使用しております。弊社では、平成23年度用小学校算数、理科なども同様に全教科、大文字立体の「L」を用いております。教科書の中では、各社大文字のLにすることが多いのが現状です。
教科書p.118などで、「取り扱い絵表示」が「取り扱い表示」になったのはなぜですか。
 平成27(2015)年3月31日、家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規定が改正されました。この規定において、これまで「取り扱い絵表示」とされていたものが「取り扱い表示」に変更になり、それに対応いたしました。平成28(2016)年12月1日以降、衣類等の繊維製品の洗濯表示は、新しいJIS L 0001に変更になります(教科書p.120、図4)。

中学校「新編 新しい技術・家庭」

教科書p.46の穴の深さを表す寸法補助記号は、いつ変更になったのですか。
 2010年のJIS改正により、変更になっています。規定はJISB0001機械製図の項に、詳細が示されています。
「側板」の読み方は、「がわいた」「そくばん」のどちらの読み方が正しいのですか。
 「側板」の読み方につきましては、どちらの読み方が正しいと判断できる定義はございません。

<ご参考までに>
日本産業規格(JIS)では両方の読み方があります。
側板:がわいた 側面(奥行方向)に取り付ける板 (JIS Z0110「産業用ラック用語」)
側板:そくばん インペラを形成する側壁のうち、羽根に支えられる側 (JIS B0131「ターボポンプ用語」)
 これらの用語は、教科書p.48の場面での「側板」の読み方と関連があるとは判断できませんが、一般的には「がわいた」と読むことが多いようです。
教科書p.71の接着剤の種類の部分に、酢酸ビニル樹脂系エマルション形と記述されていますが、以前は、「エマルション」の部分が「エマルジョン」と記述されていました。なぜ変更になったのですか。
 JIS規格では現在、「エマルジョン」と「エマルション」が混在しております。
[JIS A 5549(造作用接着剤)]では、「酢酸ビニル樹脂系エマルション形」と表記されております(そのほか[JIS A 5536、A 5538、A 5547]など)。教科書では、以前は「酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形」という表記をしておりましたが、改訂の際にJISを確認したところ、その表記の「エマルジョン」の部分が「エマルション」に変更されていましたので、JISに沿って掲載させていただきました。

 これらにつきまして、接着剤を製造しているメーカーに問い合わせますと、どちらの表記も間違いではなく、業界でも混在して商品名などに使用しているということでした。「emulsion」の英語の読み方でどちらの表記にするか違いがあるようです。ただし、「エマルション」の方が「樹脂が水中に分散したものの分類」を指す正式名称であるという見解を持つメーカーもありました。(JISでは、「エマルション」を「互いに溶解しない二液体の一方が微粒子となって他方の液体に分散した系」と定義されております。[JIS K 3211])

 一方、[JIS K 6804]では「酢酸ビニル樹脂エマルジョン木材接着剤」と記述されており、「エマルジョン」と表記されている例もありますので、今後、業界の情勢なども参考にしながら、表記を検討してまいります。
教科書p.100などで掲載されているスイッチの電気用図記号ですが、スイッチの付け根に白い丸がない電気用図記号になっているのはなぜですか。
 スイッチの電気用図記号については、教科書p.101にあるように、スイッチの付け根に白い丸がある電気用図記号と、白い丸がない電気用図記号の両方がJISで定められていましたが、2011年のJISの改訂により白い丸の電気用図記号は削除されました(JIS C 0617-7)。小学校、中学校の理科でも、白い丸がない電気用図記号が使用されておりますので、理科と統一された表記となります。ただし、旧図記号を使用した回路図が書かれた説明書や文献などもまだ見受けられますので、教科書p.101には参考資料として白い丸がある電気用図記号も掲載しております。白い丸がある電気用図記号の掲載については、今後の情勢を踏まえ、検討してまいります。
食品表示法において、特定加工食品に含まれるアレルギー物質についても表示がされるようになりましたが、教科書p.47で「特定加工食品は、上表の食品の名前が表示されないことがある。(例:マヨネーズの卵)」と記述しているのはなぜですか。
 食品表示法が平成27(2015)年4月1日に施行され、特定加工食品に含まれるアレルギー物質(例:マヨネーズの卵、パンの小麦など)についてもアレルギー表示がされるようになりました。ところが、加工食品と食品添加物は5年間の猶予期間が設けられたため、対応している加工食品は少ない現状があります。表示されていない加工食品が多い中で、「特定加工食品に含まれるアレルギー物質は表示される(例:マヨネーズ(卵を含む))」と記述してしまうと、表示されていないものにはアレルギー物質は含まれていないという誤解を招いてしまう可能性があることから、このような教科書記述になっております。今後、食品の表示等の状況を踏まえて、対応を検討してまいります。
教科書p.52の表1「食品の重量の目安」について、以前の教科書から数値を変更した理由を教えてください。例えば、食塩は小さじ1杯が「5g」から「6g」に変更されています。
 平成24年度用教科書より出典を変更し、「女子栄養大学による計測結果」を掲載しています。これまで弊社の中学校技術・家庭(家庭分野)は『新編 調理科学』(著者:渋川祥子、杉山久仁子)、高校家庭科は「女子栄養大学による計測結果」を出典としてきましたが、小中高での関連を図るために出典の変更をいたしました。
 しかし、重量についてはあくまで目安であり、気候条件や人的条件、材料の種類などさまざまな条件で結果は異なります。ご配慮のうえご指導くださいますようお願い申し上げます。
「リットル」の表記を「L」に変更した理由を教えてください。
 平成14年度の中学校教科書から、教科によっては徐々に変更になっておりました。これは、国際単位系での表記に準拠するためです。しかしながら、その段階では、教科書会社に対して検定指示等はなく、平成20年度の高等学校理科の検定を境に、検定指示がなされるようになりました。また、平成23年度小学校教科書検定以降の表記の変更につきましては、平成21年度に出されました「義務教育諸学校教科用図書検定基準」などによるもので、「国際単位系(SI)の単位又はSIと併用される単位がある場合には、原則としてこれによること」と示されたことに由来します。SI単位系及び、JISの表記では、本来は小文字立体のl(エル)が標準となっておりますが、アメリカを中心として大文字立体のL(エル)を用いることが多いため、大文字のLも許容されております。そのため、「リットル」につきましては小文字立体の「l」や大文字立体の「L」で表記することとなりますが、小文字立体の「l」は数字の「1(いち)」と間違えやすいため、弊社では大文字立体の「L」を使用しております。弊社では、平成23年度用小学校算数、理科なども同様に全教科、大文字立体の「L」を用いております。教科書の中では、各社大文字のLにすることが多いのが現状です。
教科書p.116などで、「取り扱い絵表示」が「取り扱い表示」になったのはなぜですか。
 平成27(2015)年3月31日、家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規定が改正されました。この規定において、これまで「取り扱い絵表示」とされていたものが「取り扱い表示」に変更になり、それに対応いたしました。平成28(2016)年12月1日以降、衣類等の繊維製品の洗濯表示は、新しいJIS L 0001に変更になります(教科書p.116、表1)。