- 5年生のミシンの指導時期が3学期である理由は何ですか。
- 6年生のミシン(2学期)と指導時期が重ならないように配慮しました。1校に整備されているミシンは限られているので、同時期に複数の学級がミシンを使用するとなると、家庭科室の空きとミシンの台数に配慮して時間割の作成が難しくなります。また、ミシンが故障した場合の影響も大きくなってしまうため、指導時期を5年は3学期、6年は2学期となるようにしました。
- 巻末「いつも確かめよう」の使い方を教えてください。
- 巻末に学習に必要な資料を豊富に集めているので、授業中に困った時にすぐ開くことができ、資料集のような役割があります。また、実物大の手の写真に自分の手を載せて真似をしてみることで、実習のシミュレーションをすることができます。
- 第11大題材「夏をすずしくさわやかに」第14大題材「冬を明るく暖かく」で、衣生活と住生活の内容が複合的に扱われている理由は何ですか。
- 学習指導要領では、それぞれ衣生活と住生活の内容として個別に示されていますが、実際の子どもの生活の視点から見ると、「夏や冬をどうやって快適に過ごすか」という課題の中に、住まい方や着方の工夫が強く関連してきます。そのため、それぞれを独立して学習するのではなく、複合的に学習し生活に生かせるようになることを意識して大題材を構成しました。
指導計画を立てる際に、別々に扱っていただいても問題はございませんので、ご指導に合わせてアレンジしていただければと思います。