東京書籍

すべての人々に健やかな知的生活を

東京書籍

小学校 保健

「よりよく成長するために,特に必要な栄養素」として,たんぱく質,カルシウム,ビタミンが取り上げられていますが,なぜこの三つだけなのですか。
 小学校学習指導要領解説[体育編]には,「体をよりよく発育・発達させるための生活」として,「食事については,特に,体をつくる基になるたん白質,不足しがちなカルシウム,不可欠なビタミンなどを摂取する必要があることについても触れるようにする。」と書かれていますので,それに基づいてこの三つの栄養素を取り上げています。
 なお,同ページで関連を示している家庭科では,五大栄養素として炭水化物,脂質,たんぱく質,無機質,ビタミンを取り上げ,栄養素全般の基礎を学習します。各々の教科の特質やねらいに応じたご指導を通して,総合的に食事と健康についての基礎が培われるものと考えております。
犯罪被害が起こりやすい場所として,「周りから見えにくい場所」「だれでも簡単に出入りできる場所」が挙げられていますが,「だれでも簡単に出入りできる場所」は犯罪から子どもを守ってくれる人も出入りするので,安全な場所といえるのではないでしょうか。
 犯罪被害の要因には,人的要因と環境要因があり,「周りから見えにくい場所」「だれでも簡単に出入りできる場所」は環境要因に当たります。
 場所(環境)に注目して犯罪を考える「犯罪機会論」では,犯罪が成功しそうな場所を分析した結果,犯罪者が犯行に及びやすい場所は「監視性」と「領域性」が低い場所であるとしています。「周りから見えにくい場所」は「監視性が低い場所」であり,犯罪者がだれにも気づかれず犯行に及び,通報されずに逃げることができます。また,「だれでも簡単に出入りできる場所」は「領域性が低い場所」であり,犯罪者が簡単に被害者に近づいて犯行に及び,簡単に逃げることができます。
 ご質問にあるように,同じ環境でも犯罪から子どもを守ってくれる人が多い場所であれば,「監視性」の面から犯罪の危険性が下がることは考えられますが,「領域性」の面から考えた場合は,境界を明確にする,出入り口を限定するなどの環境の改善が必要といえます。
「主な生活習慣病」として,「がん」が取り上げられていますが,生活習慣病でない「がん」もあるのではないでしょうか。
 国立がん研究センター「日本人のためのがん予防法」では,日本人のがんの予防にとって重要な6つの要因として「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」「感染」が挙げられています。そして,このうち「感染」以外は日頃の生活習慣であり,それらを見直すことで,がんになる確率を低くしていくことが可能であると書かれています。
 ご指摘の通り,「感染」など生活習慣以外の要因で発生するがんもありますので,5・6年p.62の資料「がんを予防しよう」では,「がんにかかる原因は,生活習慣以外に,病原体の感染,体質など,さまざまあります。」と記述しています。
Dマークコンテンツはどこから見られますか。
 3・4年,5・6年とも,教科書p.1「Dマーク」に掲載されている二次元コードまたはアドレスからアクセスすることができます。また,教師用指導書に付属する「指導者用デジタルブック」では,本文中のDマークをクリックすると直接コンテンツを再生することができます。同じく教師用指導書に付属するDVD-ROM「研究編付属データ集」にも,データを収録しています。