
目でみることば
おかべたかし/文 山出高士/写真
ISBN:978-4-487-80787-1
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
発売年月日:2013年02月04日
ページ数:176頁
判型:A5変形
解説:
「高飛車」「おしどり夫婦」「分水嶺」から「くわばらくわばら」「図星」まで、40の言葉の由来を本当に撮ってみた、撮りに行った。
言葉と歴史の雑学満載の、ばかばかしくも壮大な写真集。
「高飛車」「おしどり夫婦」「分水嶺」から「くわばらくわばら」「図星」まで、40の言葉の由来を本当に撮ってみた、撮りに行った。
言葉と歴史の雑学満載の、ばかばかしくも壮大な写真集。
「はじめに」 おかべたかし
日々のニュースでは、「試金石」「天王山」「分水嶺」といった言葉をしばしば耳にしますが、私はこの目でその姿を見たことがありませんでした。想像するに、本来のそれらは石であって、山であって、嶺であるのかなと思わせますが、その正確な姿はよくわからない。辞書で調べるとその姿を想像させる記述はあるものの、そのモノの写真はない。
ならば、実際にその言葉の由来になったものを見て、それを写真に撮って紹介してみようというのが、本書を作成する動機となりました。
本書では、40の言葉を紹介しています。
ひとつの言葉に対してまずその元となった姿を紹介し、ページをめくったところに詳しい解説と、関連する情報を掲載しています。
なお、言葉の由来には、様々な説が存在しているケースが多々あります。そのすべてに言及していては本書の性格も変わってしまうので、巻末で紹介している文献を参考にさせていただき、そこから説をひとつに絞って紹介していることをお断りしておきます。
原稿はおかべたかしが担当し、写真は山出高士が担当しました。「よむ」ばかりだった言葉の姿を、写真で「みる」ことによって新たなる発見がお届けできればと願っています。
阿漕
うだつが上がらない
金字塔
図星
灯台下暗し
引っ張りだこ