段取り八分
有元葉子/著
段取り力があれば、無駄なく過不足なくおいしく「段取り八分、仕事二分」という言葉がありますが、料理も、準備や段取りをしっかりしておけば、スムーズにおいしく仕上がり、料理を楽しめるようになります。
有元さんがごく自然に行っている、合理性に裏打ちされた工夫と、心躍る愉しさを。
――料理の段取りには心躍る愉しさがあります
元祖キャベツメンチから、ベトナム風揚げ春巻き、厚揚げで作る白あえ、五目中華スープ、トマトソースのショートパスタ、特製ハンバーガー、ちらしずし、お雑煮、朝ごはんやお弁当まで。
ISBN:978-4-487-81820-4
定価2,420円(本体2,200円+税10%)
発売年月日:2025年06月02日
コーヒー2050年問題
武田 淳/著
「世界の日常からコーヒーが消える?」
(以下、まえがきより抜粋)
本書は、気候変動とコーヒーをテーマにしています。
執筆のきっかけとなったのは、2015年にクリスチャン・バン(以下、Bunn)らが発表したある論文です。
「一杯の苦いコーヒー(A bitter cup:Climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee)」
と題されたその論文は、地球温暖化によって、将来、コーヒーの産地でどのような影響が出るのかを予測した論文でした。
ビッグデータの分析によって導き出された結論は、
「2050年までに、現在のコーヒーの産地で適作地域が半減する」
というものでした。
その後、Bunnらの研究を受けて、ほかの研究者も最新データを用いて検証を重ねていますが、
残念ながら結果は変わっていません。
このシミュレーションは、日本のコーヒー業界に大きな衝撃を与え、
「コーヒー2050年問題」と呼ばれるようになりました。
気候変動を前提とする時代に、コーヒーの生産現場では今何が起きているのか、
消費者である私たちに何ができるのか、これらの問題を一緒に考えていきましょう。
ISBN:978-4-487-81859-4
定価2,640円(本体2,400円+税10%)
発売年月日:2025年07月02日