
続 ドロップアウトのえらいひと
森永博志
ISBN:978-4-487-79991-6
定価1,650円(本体1,500円+税10%)
発売年月日:2005年06月01日
ページ数:320頁
判型:46
解説:
伝説のロングセラー・10年越しの続編。自分の心に身をまかせ,勇気をもって踏み外し,最高の生き方を手に入れた33人の男たちのストーリー。新取材&書下ろし記事も多数収録。
伝説のロングセラー・10年越しの続編。自分の心に身をまかせ,勇気をもって踏み外し,最高の生き方を手に入れた33人の男たちのストーリー。新取材&書下ろし記事も多数収録。
コンテンツ
まえがき
並木清治(スケルトンデザイナー)
僕は自分のことスゴいと思ったことは一度もない。
自分のこと好きでもないし。
だけど、自分のつくったものは好きです。
井賀 孝(フォト・ジャーナリスト)
まず、闘うわけです。するとコミュニケーションが速い。
で、俺、写真も撮ってんだけどっていうと、
好きに撮ってもいいよって、こっちも速い。
早乙女道春(イラストレータ)
すげえと
思ったものには
素直に反応してきただけです。
高橋 歩(自由人/出版社代表)
おめえ、
この胸のときめきがきたってことは、
もうそれだけでOKなんだよ。
奥原悠一(釣り人/レストラン・オーナー)
いまちょっと待ってろ。
いつか好きに旅ができる時間と金をおまえに与えるから。
いまは俺に店をやらせてくれ。
こだま和文(DJ/トランペッター/アーティスト)
人から将来はどうするんだっていわれると、
僕は東京に行くって答えてた。
「何するの?」「音楽やるんです」、そう決めてた。
沼田元氣(イコイスト/写真家詩人)
どうでもいいことを調べていくと
いくらでも、
楽しいどうでもいいことが思い浮かんでくる。
平野雄大(フジテレビ・ディレクター)
俺は、バンドが0から1のところに立ち合いたい。
10から100とかは興味がない。
0から1のところが、一番熱量がある。
高橋康浩(インディーズ・レーベル代表)
自由ってことは余程好きなものがないと自由になれない。
それぐらい好きか?ってことです。
僕はロックンロールで儲けたい。
山本祐平(スーツ・仕立て屋)
自分で背広をつくってみたいと思った。
それもデザイナーになるのではなく、
昔ながらのやり方で“仕立て”てみたいと。
山岡秀昭(バー・オーナー/画家)
鏡で自分の顔見てね、1分ほどだったかな、
納得しちゃった。
自分は自分でしかないもんな。
森川文人(人権派弁護士)
憲法っていうのは、権力側を規制する装置なんです。
ラブ&ピースなんです。
とくに第9条は『イマジン』そのもの。
榎田啓一(タイ・レストラン・オーナー)
木は引力に逆らって生きてゆく。
でも、逆らいすぎて、枝が伸びると倒れる。
逆らいながらも調和する。そこですよ。
横山 剣(ミュージシャン)
そのグシャグシャな感じ。
そういう混沌から
パワーが生まれてくるんですよね。
藤幡正樹(CG・デザイナー/大学教授)
子供の頃からメカ少年だった。
趣味で変てこりんなことやっていたら、
いきなりY・M・Oのテクノ・バッジつくってくれって。
田中知彦(バー・オーナー)
人の建前と本音が、
カウンターの中にいるとよく見える。
その両面があって、人は面白い。
門野久志(バー・オーナー)
10年先の自分の姿が見える。
先輩見てればどうなるかわかる。
そういうレールが敷かれた人生がイヤになってきた。
森 泰仁(J・エルヴィス・シンガー)
日本人にはやっぱり
ロックンロールが
足りない
根本寿幸(ギャラリー・オーナー)
人間、いつも興奮していたい生き物なんだよ。
興奮できるものを常に求めて生きている。
興奮が人生の重要なキーワードかもな。
日野原幼紀(TV構成作家)
何をやってもいいのよ。
アンディ・ウォーホルを質屋に持っていこうが、
ディスコでファッション・ショーをやろうが。
坂井直樹(コンセプト・デザイナー)
なけなしのドルをはたいて新聞に広告を打った。
――刺青のプリントのTシャツを売り出したいので
スポンサーを求む。
宮川賢左右衛門(レストラン・オーナー)
第一、俺が自分で楽しめるからさ。
踊ったり、泣いたり、
こんな贅沢なことないじゃない。
宮川典継(サーファー/エコロジスト)
何かに属することもなく、
自分で探究した真理をもって、
何とかうまく生き残ることです。
佐藤秀明(カメラマン)
学校休んで、
カメラを持って丘に立ったときの快感が、
人生を決めた。
シオン(ミュージシャン)
高校2つやめて、なんにもすることがない。
何かやらなきゃって思ったとき、
俺、曲を10曲ぐらいつくったんですよ。
福田泰彦(バー・オーナ/DJ)
これからどうしようかなって、45歳で考えた。
そこで思ったんですね、
原点に戻ろうって。
伊藤雅刀(声優/俳優)
つくる側が楽しんでなきゃ、
観る側も楽しめない。
楽しいから一生懸命やるんだよ。
桑原茂一(プロデューサー/コメディ作家)
自分が面白い
楽しそうだと感じたものを
信じてやるべきだと思う。
荒川源次郎(映画監督/プロデューサー)
未来の映画は考えておりません。
どこからきたとしても、どこへいくにしても、
現在の映画でしか私たちは存在しないのですから。
下田昌克(放浪画家)
何かになりたいとは思わなかった。
何かを
つくりたかっただけだ。
林 文浩(ファッション誌編集長)
こいつらすごいって勘がはたらいて、
すぐに行動をともにした。
そのタイミングなんですよ。
立川直樹(プロデューサー)
僕は職業へのこだわりとかが、まるでないのね。
何だかわからない怪しいやつ、
たとえばボリス・ヴィアンみたいな生き方に憧れている。
田名網敬一(アーティスト)
ひとりでできることを
ずっとやってればいいんだよ。
会社とかつくんないでね。
あとがき
並木清治(スケルトンデザイナー)
僕は自分のことスゴいと思ったことは一度もない。
自分のこと好きでもないし。
だけど、自分のつくったものは好きです。
井賀 孝(フォト・ジャーナリスト)
まず、闘うわけです。するとコミュニケーションが速い。
で、俺、写真も撮ってんだけどっていうと、
好きに撮ってもいいよって、こっちも速い。
早乙女道春(イラストレータ)
すげえと
思ったものには
素直に反応してきただけです。
高橋 歩(自由人/出版社代表)
おめえ、
この胸のときめきがきたってことは、
もうそれだけでOKなんだよ。
奥原悠一(釣り人/レストラン・オーナー)
いまちょっと待ってろ。
いつか好きに旅ができる時間と金をおまえに与えるから。
いまは俺に店をやらせてくれ。
こだま和文(DJ/トランペッター/アーティスト)
人から将来はどうするんだっていわれると、
僕は東京に行くって答えてた。
「何するの?」「音楽やるんです」、そう決めてた。
沼田元氣(イコイスト/写真家詩人)
どうでもいいことを調べていくと
いくらでも、
楽しいどうでもいいことが思い浮かんでくる。
平野雄大(フジテレビ・ディレクター)
俺は、バンドが0から1のところに立ち合いたい。
10から100とかは興味がない。
0から1のところが、一番熱量がある。
高橋康浩(インディーズ・レーベル代表)
自由ってことは余程好きなものがないと自由になれない。
それぐらい好きか?ってことです。
僕はロックンロールで儲けたい。
山本祐平(スーツ・仕立て屋)
自分で背広をつくってみたいと思った。
それもデザイナーになるのではなく、
昔ながらのやり方で“仕立て”てみたいと。
山岡秀昭(バー・オーナー/画家)
鏡で自分の顔見てね、1分ほどだったかな、
納得しちゃった。
自分は自分でしかないもんな。
森川文人(人権派弁護士)
憲法っていうのは、権力側を規制する装置なんです。
ラブ&ピースなんです。
とくに第9条は『イマジン』そのもの。
榎田啓一(タイ・レストラン・オーナー)
木は引力に逆らって生きてゆく。
でも、逆らいすぎて、枝が伸びると倒れる。
逆らいながらも調和する。そこですよ。
横山 剣(ミュージシャン)
そのグシャグシャな感じ。
そういう混沌から
パワーが生まれてくるんですよね。
藤幡正樹(CG・デザイナー/大学教授)
子供の頃からメカ少年だった。
趣味で変てこりんなことやっていたら、
いきなりY・M・Oのテクノ・バッジつくってくれって。
田中知彦(バー・オーナー)
人の建前と本音が、
カウンターの中にいるとよく見える。
その両面があって、人は面白い。
門野久志(バー・オーナー)
10年先の自分の姿が見える。
先輩見てればどうなるかわかる。
そういうレールが敷かれた人生がイヤになってきた。
森 泰仁(J・エルヴィス・シンガー)
日本人にはやっぱり
ロックンロールが
足りない
根本寿幸(ギャラリー・オーナー)
人間、いつも興奮していたい生き物なんだよ。
興奮できるものを常に求めて生きている。
興奮が人生の重要なキーワードかもな。
日野原幼紀(TV構成作家)
何をやってもいいのよ。
アンディ・ウォーホルを質屋に持っていこうが、
ディスコでファッション・ショーをやろうが。
坂井直樹(コンセプト・デザイナー)
なけなしのドルをはたいて新聞に広告を打った。
――刺青のプリントのTシャツを売り出したいので
スポンサーを求む。
宮川賢左右衛門(レストラン・オーナー)
第一、俺が自分で楽しめるからさ。
踊ったり、泣いたり、
こんな贅沢なことないじゃない。
宮川典継(サーファー/エコロジスト)
何かに属することもなく、
自分で探究した真理をもって、
何とかうまく生き残ることです。
佐藤秀明(カメラマン)
学校休んで、
カメラを持って丘に立ったときの快感が、
人生を決めた。
シオン(ミュージシャン)
高校2つやめて、なんにもすることがない。
何かやらなきゃって思ったとき、
俺、曲を10曲ぐらいつくったんですよ。
福田泰彦(バー・オーナ/DJ)
これからどうしようかなって、45歳で考えた。
そこで思ったんですね、
原点に戻ろうって。
伊藤雅刀(声優/俳優)
つくる側が楽しんでなきゃ、
観る側も楽しめない。
楽しいから一生懸命やるんだよ。
桑原茂一(プロデューサー/コメディ作家)
自分が面白い
楽しそうだと感じたものを
信じてやるべきだと思う。
荒川源次郎(映画監督/プロデューサー)
未来の映画は考えておりません。
どこからきたとしても、どこへいくにしても、
現在の映画でしか私たちは存在しないのですから。
下田昌克(放浪画家)
何かになりたいとは思わなかった。
何かを
つくりたかっただけだ。
林 文浩(ファッション誌編集長)
こいつらすごいって勘がはたらいて、
すぐに行動をともにした。
そのタイミングなんですよ。
立川直樹(プロデューサー)
僕は職業へのこだわりとかが、まるでないのね。
何だかわからない怪しいやつ、
たとえばボリス・ヴィアンみたいな生き方に憧れている。
田名網敬一(アーティスト)
ひとりでできることを
ずっとやってればいいんだよ。
会社とかつくんないでね。
あとがき