
新 現代図書館学講座 全17巻 (8) 新訂 図書館資料論
小黒浩司/編著
ISBN:978-4-487-71494-0
定価2,640円(本体2,400円+税10%)
発売年月日:2008年02月01日
ページ数:232頁
判型:A5
解説:
図書館学を学ぶ学生のテキストとして,また,司書教諭,図書館職員,図書館に準じた施設の職員のための参考書として最適。復習のための演習問題付き!
図書館学を学ぶ学生のテキストとして,また,司書教諭,図書館職員,図書館に準じた施設の職員のための参考書として最適。復習のための演習問題付き!
コンテンツ
第1章 図書館資料の種類
第1節 『日本目録規則 1987年版改訂3版』による類型
書写資料/地図資料/楽譜/博物資料/点字資料
第2節 図書
図書の定義/洋装本の歴史/和装本(和本)の歴史/パンフレット、小冊子、リーフレット/灰色文献
第3節 継続資料
継続資料の定義/逐次刊行物/更新資料(加除式資料)
第4節 視聴覚資料
視聴覚資料/録音資料/映像資料/静止画資料
第5節 電子資料
電子資料/パッケージ系電子資料/ネットワーク系電子資料/電子資料の特性
第6節 マイクロ資料
第7節 その他の資料
政府刊行物/地域資料
第2章 図書館所蔵資料と資料選択の理論
第1節 資料選択の範囲・資料構成の概念
資料選択/資料の生成消滅・サービス全過程にわたる選択/資料構成
第2節 選択理論の意義
選択理論の重要性/サービスコンセプトと資料選択/電子図書館時代の資料選択の意味
第3節 選択の主体
選択の責任/選択の外部化
第4節 要求論
要求とニーズ/価値論/要求の重要性/要求論の実践「ヤングアダルトと学校図書館」/
リクエスト/収集と提供/ベストセラー複本批判
第5節 対立を超えて
「要求」のあいまいさ/原理なき現場主義/目的論
第3章 資料選択論の歴史
第1節 日本の資料選択論史
第二次世界大戦前の資料選択論/第二次世界大戦後の資料選択論(~1960年代)/
1970年代の資料選択論/1980年代の資料選択論/1990年代の資料選択論
第2節 米国図書選択論史
自然向上論/要求論の形成/デイナの適書論/ボストウィックのニーズ論/マッコルヴィンの要求理論/
ヘインズの評価論/シカゴ学派の興味理論/目的理論/資料選択風土論/資料発展論
第4章 収集方針と収集機構
第1節 収集方針
図書館資料の多様化/ガイドの必要性/収集方針の文章化の意義
第2節 収集・選択機構の役割
資料構成と資料の選択活動/資料選択機構の必要性/選択機構の役割
第3節 選択機構の諸形態
選択機構と選択者/選択機構と選択者の活動/個人による選択/集団による選択機構
第4節 選択機構の機能
直接的な機能/間接的な機能
第5節 選択者
選択者の要件/図書館員による選択/大学教員・研究者による選択/
資料専門員/主題専門員、レフェレントによる選択
第6節 利用者の異議申し立て制度
第5章 資料ニーズと資料評価
第1節 資料ニーズ
資料ニーズ把握の視点、基準/ニーズの把握法(測定法)
第2節 資料評価
資料評価の視点と基準/資料評価の方法と実際/図書館運営への応用と資料評価の今後
第6章 資料選択の自由
第1節 図書館の自由と資料選択の自由
第2節 「図書館の権利宣言」
第3節 「図書館の自由に関する宣言」の成立
第4節 「図書館の自由に関する宣言」の改訂
第5節 資料選択の自由と収集方針
第6節 資料選択の自由をめぐる事例
愛知県立高校図書購入禁止事件/国立国会図書館利用記録押収事件
第7節 船橋市西図書館資料破棄事件
第7章 資料管理
第1節 資料管理とは
第2節 収集の形態
納本制度/購入受入/寄贈/寄託/資料交換/ウェブ・アーカイビング
第3節 受入業務
発注/検収/受入登録/装備/排架
第4節 資料の保管
書架整頓/点検/紛失資料/資料の補修・製本/管理換
第5節 資料管理の機械化
BDS/ICチップ/自動貸出機/自動書庫
第8章 資料の更新
第1節 資料更新の概念
資料の更新と見直し/更新の基準
第2節 除架
開架における除架の意義/所蔵資料モデルの検討/コア・コレクションと「パレートの法則」/
ロングテールと「働き蟻の法則」/ストックとフロー/基本資料/「密度」「速度」「深度」
第3節 除籍
除籍とは/除籍資料の再活用/除籍の適正手続き
第9章 資料保存
第1節 資料保存とは
資料保存の理解/資料保存の再定義
第2節 資料保存の課題
資料保存のとりくみ/利用を阻害する多様な要因/紙資料の酸性劣化/
マイクロ資料のビネガー・シンドローム問題/電子資料の保存
第3節 資料保存のとりくみ
大量保存/内容保存と協力保存/災害対策
第4節 資料保存のマネジメント
保存処置の選択/組織的・計画的なとりくみ
第5節 資料保存――すべての図書館職員の任務
第10章 資源共有
第1節 分担収集・分担保存の背景
第2節 資料増加に対する対策の諸段階
第3節 分担収集
第4節 分担保存
第5節 保存図書館
第6節 分担収集・分担保存の基準・方式
分担の基準/分担の方式
第7節 分担収集・保存から共同収集・保存へ
第8節 今後の課題と展望
第11章 出版情報
第1節 出版情報とは
なぜ図書館は出版情報を利用するのか/出版情報/出版情報の区分
第2節 図書の出版情報
総合的な出版情報/図書の出版情報
第3節 雑誌・新聞の出版情報
第4節 電子資料の出版情報
第5節 視聴覚資料の出版情報
第6節 その他の出版情報
政府刊行物、地方出版の出版情報/書評・選定の情報/各種の賞
第7節 海外の全国書誌
第12章 出版流通機構
第1節 出版流通市場の全体状況
第2節 図書
第3節 雑誌
第4節 電子図書
市場規模/おもな販売サイト/ケータイ読書/電子辞書
第5節 流通のしくみ
出版社/取次会社/小売り書店/コンビニエンスストア/ネット書店
第6節 再販制度(定価販売)
付録資料
索引
第1節 『日本目録規則 1987年版改訂3版』による類型
書写資料/地図資料/楽譜/博物資料/点字資料
第2節 図書
図書の定義/洋装本の歴史/和装本(和本)の歴史/パンフレット、小冊子、リーフレット/灰色文献
第3節 継続資料
継続資料の定義/逐次刊行物/更新資料(加除式資料)
第4節 視聴覚資料
視聴覚資料/録音資料/映像資料/静止画資料
第5節 電子資料
電子資料/パッケージ系電子資料/ネットワーク系電子資料/電子資料の特性
第6節 マイクロ資料
第7節 その他の資料
政府刊行物/地域資料
第2章 図書館所蔵資料と資料選択の理論
第1節 資料選択の範囲・資料構成の概念
資料選択/資料の生成消滅・サービス全過程にわたる選択/資料構成
第2節 選択理論の意義
選択理論の重要性/サービスコンセプトと資料選択/電子図書館時代の資料選択の意味
第3節 選択の主体
選択の責任/選択の外部化
第4節 要求論
要求とニーズ/価値論/要求の重要性/要求論の実践「ヤングアダルトと学校図書館」/
リクエスト/収集と提供/ベストセラー複本批判
第5節 対立を超えて
「要求」のあいまいさ/原理なき現場主義/目的論
第3章 資料選択論の歴史
第1節 日本の資料選択論史
第二次世界大戦前の資料選択論/第二次世界大戦後の資料選択論(~1960年代)/
1970年代の資料選択論/1980年代の資料選択論/1990年代の資料選択論
第2節 米国図書選択論史
自然向上論/要求論の形成/デイナの適書論/ボストウィックのニーズ論/マッコルヴィンの要求理論/
ヘインズの評価論/シカゴ学派の興味理論/目的理論/資料選択風土論/資料発展論
第4章 収集方針と収集機構
第1節 収集方針
図書館資料の多様化/ガイドの必要性/収集方針の文章化の意義
第2節 収集・選択機構の役割
資料構成と資料の選択活動/資料選択機構の必要性/選択機構の役割
第3節 選択機構の諸形態
選択機構と選択者/選択機構と選択者の活動/個人による選択/集団による選択機構
第4節 選択機構の機能
直接的な機能/間接的な機能
第5節 選択者
選択者の要件/図書館員による選択/大学教員・研究者による選択/
資料専門員/主題専門員、レフェレントによる選択
第6節 利用者の異議申し立て制度
第5章 資料ニーズと資料評価
第1節 資料ニーズ
資料ニーズ把握の視点、基準/ニーズの把握法(測定法)
第2節 資料評価
資料評価の視点と基準/資料評価の方法と実際/図書館運営への応用と資料評価の今後
第6章 資料選択の自由
第1節 図書館の自由と資料選択の自由
第2節 「図書館の権利宣言」
第3節 「図書館の自由に関する宣言」の成立
第4節 「図書館の自由に関する宣言」の改訂
第5節 資料選択の自由と収集方針
第6節 資料選択の自由をめぐる事例
愛知県立高校図書購入禁止事件/国立国会図書館利用記録押収事件
第7節 船橋市西図書館資料破棄事件
第7章 資料管理
第1節 資料管理とは
第2節 収集の形態
納本制度/購入受入/寄贈/寄託/資料交換/ウェブ・アーカイビング
第3節 受入業務
発注/検収/受入登録/装備/排架
第4節 資料の保管
書架整頓/点検/紛失資料/資料の補修・製本/管理換
第5節 資料管理の機械化
BDS/ICチップ/自動貸出機/自動書庫
第8章 資料の更新
第1節 資料更新の概念
資料の更新と見直し/更新の基準
第2節 除架
開架における除架の意義/所蔵資料モデルの検討/コア・コレクションと「パレートの法則」/
ロングテールと「働き蟻の法則」/ストックとフロー/基本資料/「密度」「速度」「深度」
第3節 除籍
除籍とは/除籍資料の再活用/除籍の適正手続き
第9章 資料保存
第1節 資料保存とは
資料保存の理解/資料保存の再定義
第2節 資料保存の課題
資料保存のとりくみ/利用を阻害する多様な要因/紙資料の酸性劣化/
マイクロ資料のビネガー・シンドローム問題/電子資料の保存
第3節 資料保存のとりくみ
大量保存/内容保存と協力保存/災害対策
第4節 資料保存のマネジメント
保存処置の選択/組織的・計画的なとりくみ
第5節 資料保存――すべての図書館職員の任務
第10章 資源共有
第1節 分担収集・分担保存の背景
第2節 資料増加に対する対策の諸段階
第3節 分担収集
第4節 分担保存
第5節 保存図書館
第6節 分担収集・分担保存の基準・方式
分担の基準/分担の方式
第7節 分担収集・保存から共同収集・保存へ
第8節 今後の課題と展望
第11章 出版情報
第1節 出版情報とは
なぜ図書館は出版情報を利用するのか/出版情報/出版情報の区分
第2節 図書の出版情報
総合的な出版情報/図書の出版情報
第3節 雑誌・新聞の出版情報
第4節 電子資料の出版情報
第5節 視聴覚資料の出版情報
第6節 その他の出版情報
政府刊行物、地方出版の出版情報/書評・選定の情報/各種の賞
第7節 海外の全国書誌
第12章 出版流通機構
第1節 出版流通市場の全体状況
第2節 図書
第3節 雑誌
第4節 電子図書
市場規模/おもな販売サイト/ケータイ読書/電子辞書
第5節 流通のしくみ
出版社/取次会社/小売り書店/コンビニエンスストア/ネット書店
第6節 再販制度(定価販売)
付録資料
索引