
新現代幼児教育シリーズ 新訂 保育原理
待井和江,泉 千勢/編著
ISBN:978-4-487-71379-0
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
発売年月日:2005年09月01日
ページ数:296頁
判型:A5
解説:
今日の子供たちが置かれている状況を踏まえ,保育の本質と目的の理解が確立できるように,保育についての基本的な概念と体系的な事項を解説。
(内容改訂3版)
今日の子供たちが置かれている状況を踏まえ,保育の本質と目的の理解が確立できるように,保育についての基本的な概念と体系的な事項を解説。
(内容改訂3版)
コンテンツ
第1章 保育とは何か
第1節 子どもの権利と保育
1 「子どもの権利条約」の成立
2 子どもの権利のとらえ方
3 子どもの権利と保育の課題
第2節 家庭と地域の保育環境
1 家庭をめぐる環境の変化と養育機能低下
2 地域社会の変貌と教育機能の低下
3 家庭と地域における新たな養育問題
4 子どもの生活と保育施設の役割
第3節 女性の就労と保育問題
1 女性の社会進出と意識の変化
2 仕事と家庭との両立に向けて
3 子どもの出産と育児保障
第4節 保育の意義と課題
1 「保育」という用語の沿革
2 「保育」の概念と定義をめぐる問題
3 今日における「保育」の意義と課題
第2章 保育制度と政策の現状と課題
第1節 児童福祉法の制定と保育所
1 児童福祉の理念
2 児童憲章と児童権利宣言
3 児童福祉の施策と行政組織
4 児童福祉施設としての保育所
第2節 保育所の設置と設備・運営基準
1 保育所の設置
2 保育所の最低基準
第3節 保育所の入所と保育費用
1 申込みから入所
2 申込みから入所まで
3 保育費用の仕組み
4 保育料
第4節 幼・保二元行政の現状
1 学校教育法の制定と幼稚園
2 幼稚園と保育所の関係
第5節 これからの保育政策の課題
1 保育需要の多様化と保育政策の現状
2 これからの児童福祉政策と保育所の課題
第3章 保育の思想と施設の歴史
第1節 世界における保育の思想と施設の歴史
1 啓蒙時代における子どもの発見
2 幼児教育施設の創設と子ども観の確立
3 欧米における現代の保育思想
第2節 日本における保育の思想と施設の歴史
1 戦前の保育思想と育児
2 戦後の保育思想と保育施設
第4章 子どもの発達を理解するための基礎理論
第1節 子どもの発達のとらえ方
1 人間の子どもの特殊性
2 子どもの発達を促すもの
3 発達状態の把握の仕方
4 発達過程と発達過程
5 子どもと大人の関係
第2節 ボウルビィの愛着理論
1 ボウルビィの愛着の発達段階
2 愛着理論の養育上の意義
第3節 ピアジェの認知発達理論
1 ピアジェの認知の発達段階
2 認知発達理論の保育上の意義
第4節 エリコニンの遊び発達理論
1 エリコニンの発達段階論
2 エリコニンの遊びの発達段階
3 遊び理論の保育場の意義
第5節 ヴィゴツキーの障害児発達論
1 ヴィゴツキーの障害児発達論
2 ヴィゴツキー理論の障害児保育上の意義
第5章 保育内容
第1節 保育の内容とは
第2節 第二次世界大戦後における保育内容の推移
1 終戦直後の教育改革の中での作成
2 保育の世界的加熱の中での保育の見直し
3 子どもの主体性尊重への回帰
第3節 保育内容の構成
1 教育・保育の目標
2 幼稚園における教育内容の構成
3 保育所における保育内容の構成
第4節 子どもの活動
第6章 保育方法
第1節 保育の方法とは
1 保育室を子どもの「居場所」に
2 共同活動の中で
3 保育の方法
第2節 保育方法の具体
1 「まなざし」を共有する
2 「身」にかける
3 「語り」を届ける
4 関わりを育てる
5 環境構成
6 保育内容としての遊具や教材および活動の選択
7 活動を発展させる
8 子どもへの応答
9 大きく喜び,大きくがっかりする
第3節 保育方法としての教育的タクト
第4節 タクトを磨く保育案づくり
1 保育構想としての保育案
2 保育案の構成―展開過程の詳細化
第5節 タクトを磨く保育記録
1 子どもの記録,保育の記録
2 視点を定めて記録をとる
3 保育の記録をとる場合の三つのポイント
第7章 保育における計画と評価
第1節 保育における計画作成の基本
1 保育における計画の必要性
2 保育計画と指導計画
第2節 保育計画
1 保育計画の意義と特性
2 保育計画の作成
3 保育計画の反省・評価および改善
第3節 指導計画
1 指導計画の意義と特性
2 長期の指導計画と短期の指導計画
3 指導計画の作成
第4節 保育の記録と反省・評価
1 保育の記録を評価に生かす
2 評価の意義と対象
3 評価の方法
第8章 特別保育事業の課題と実践
第1節 保育需要の多様化と特別保育対策
第2節 乳児保育事業の課題と実践
1 乳児保育事業創設の背景と事業の概要
2 乳児保育の意義
3 乳児保育実施上の留意点
4 乳児保育の課題
第3節 障害児保育事業の課題と実践
1 障害児保育事業創設の背景と事業の概要
2 障害児保育の意義
3 障害児保育実施上の留意点
4 障害児保育の課題
第4節 延長保育と夜間保育事業の課題と実践
1 延長保育と夜間保育事業創設の背景と事業の概要
2 延長保育と夜間保育実施上の留意点
3 延長保育と夜間保育の課題
第5節 地域保育センター活動事業の課題と実践
1 育児相談事業
2 地域活動事業
3 一時的保育事業
第9章 保育施設の運営および保護者と地域社会との関係
第1節 子どもの生活の場としての園とクラスの環境作り
1 子どもの生活にふさわしい環境
2 園庭と園舎
第2節 保育施設の運営とは
1 運営の基本的姿勢
2 保育施設の運営の実際
3 チームワークと職員会議
4 職員会議の持ち方
5 研修・研究体制の整備推進
第3節 園と家庭との協力・共同
第4節 地域や関係諸機関との連携
第10章 少子化社会対策と保育施策の課題
第1節 新エンゼルプランの策定
1 エンゼルプランの実績と評価
2 新エンゼルプランの内容
3 新エンゼルプランの実績と評価
第2節 子ども・子育て応援プランの策定
第3節 子育て支援と保育施策
1 増大し,多様化する保育要求への対応
2 待機児童の解消
3 保育士の国家資格化
4 第三者評価
5 幼稚園における子育て支援
第4節 総合施設
1 「総合施設」について
2 就学前の教育・保育を一体として捉えた一貫した総合施設について
3
資料編
年次別保育関係法令等一覧
児童憲章
児童権利宣言
子どもの権利条約
児童福祉法
児童福祉施設最低基準
教育基本法
学校教育法
幼稚園設置基準
幼児園幼児指導要録(指導の記録)
幼稚園教育振興計画要項(第三次)
幼稚園教育の振興について
幼稚園と保育所の施設の共有化等に関する指針
索引
第1節 子どもの権利と保育
1 「子どもの権利条約」の成立
2 子どもの権利のとらえ方
3 子どもの権利と保育の課題
第2節 家庭と地域の保育環境
1 家庭をめぐる環境の変化と養育機能低下
2 地域社会の変貌と教育機能の低下
3 家庭と地域における新たな養育問題
4 子どもの生活と保育施設の役割
第3節 女性の就労と保育問題
1 女性の社会進出と意識の変化
2 仕事と家庭との両立に向けて
3 子どもの出産と育児保障
第4節 保育の意義と課題
1 「保育」という用語の沿革
2 「保育」の概念と定義をめぐる問題
3 今日における「保育」の意義と課題
第2章 保育制度と政策の現状と課題
第1節 児童福祉法の制定と保育所
1 児童福祉の理念
2 児童憲章と児童権利宣言
3 児童福祉の施策と行政組織
4 児童福祉施設としての保育所
第2節 保育所の設置と設備・運営基準
1 保育所の設置
2 保育所の最低基準
第3節 保育所の入所と保育費用
1 申込みから入所
2 申込みから入所まで
3 保育費用の仕組み
4 保育料
第4節 幼・保二元行政の現状
1 学校教育法の制定と幼稚園
2 幼稚園と保育所の関係
第5節 これからの保育政策の課題
1 保育需要の多様化と保育政策の現状
2 これからの児童福祉政策と保育所の課題
第3章 保育の思想と施設の歴史
第1節 世界における保育の思想と施設の歴史
1 啓蒙時代における子どもの発見
2 幼児教育施設の創設と子ども観の確立
3 欧米における現代の保育思想
第2節 日本における保育の思想と施設の歴史
1 戦前の保育思想と育児
2 戦後の保育思想と保育施設
第4章 子どもの発達を理解するための基礎理論
第1節 子どもの発達のとらえ方
1 人間の子どもの特殊性
2 子どもの発達を促すもの
3 発達状態の把握の仕方
4 発達過程と発達過程
5 子どもと大人の関係
第2節 ボウルビィの愛着理論
1 ボウルビィの愛着の発達段階
2 愛着理論の養育上の意義
第3節 ピアジェの認知発達理論
1 ピアジェの認知の発達段階
2 認知発達理論の保育上の意義
第4節 エリコニンの遊び発達理論
1 エリコニンの発達段階論
2 エリコニンの遊びの発達段階
3 遊び理論の保育場の意義
第5節 ヴィゴツキーの障害児発達論
1 ヴィゴツキーの障害児発達論
2 ヴィゴツキー理論の障害児保育上の意義
第5章 保育内容
第1節 保育の内容とは
第2節 第二次世界大戦後における保育内容の推移
1 終戦直後の教育改革の中での作成
2 保育の世界的加熱の中での保育の見直し
3 子どもの主体性尊重への回帰
第3節 保育内容の構成
1 教育・保育の目標
2 幼稚園における教育内容の構成
3 保育所における保育内容の構成
第4節 子どもの活動
第6章 保育方法
第1節 保育の方法とは
1 保育室を子どもの「居場所」に
2 共同活動の中で
3 保育の方法
第2節 保育方法の具体
1 「まなざし」を共有する
2 「身」にかける
3 「語り」を届ける
4 関わりを育てる
5 環境構成
6 保育内容としての遊具や教材および活動の選択
7 活動を発展させる
8 子どもへの応答
9 大きく喜び,大きくがっかりする
第3節 保育方法としての教育的タクト
第4節 タクトを磨く保育案づくり
1 保育構想としての保育案
2 保育案の構成―展開過程の詳細化
第5節 タクトを磨く保育記録
1 子どもの記録,保育の記録
2 視点を定めて記録をとる
3 保育の記録をとる場合の三つのポイント
第7章 保育における計画と評価
第1節 保育における計画作成の基本
1 保育における計画の必要性
2 保育計画と指導計画
第2節 保育計画
1 保育計画の意義と特性
2 保育計画の作成
3 保育計画の反省・評価および改善
第3節 指導計画
1 指導計画の意義と特性
2 長期の指導計画と短期の指導計画
3 指導計画の作成
第4節 保育の記録と反省・評価
1 保育の記録を評価に生かす
2 評価の意義と対象
3 評価の方法
第8章 特別保育事業の課題と実践
第1節 保育需要の多様化と特別保育対策
第2節 乳児保育事業の課題と実践
1 乳児保育事業創設の背景と事業の概要
2 乳児保育の意義
3 乳児保育実施上の留意点
4 乳児保育の課題
第3節 障害児保育事業の課題と実践
1 障害児保育事業創設の背景と事業の概要
2 障害児保育の意義
3 障害児保育実施上の留意点
4 障害児保育の課題
第4節 延長保育と夜間保育事業の課題と実践
1 延長保育と夜間保育事業創設の背景と事業の概要
2 延長保育と夜間保育実施上の留意点
3 延長保育と夜間保育の課題
第5節 地域保育センター活動事業の課題と実践
1 育児相談事業
2 地域活動事業
3 一時的保育事業
第9章 保育施設の運営および保護者と地域社会との関係
第1節 子どもの生活の場としての園とクラスの環境作り
1 子どもの生活にふさわしい環境
2 園庭と園舎
第2節 保育施設の運営とは
1 運営の基本的姿勢
2 保育施設の運営の実際
3 チームワークと職員会議
4 職員会議の持ち方
5 研修・研究体制の整備推進
第3節 園と家庭との協力・共同
第4節 地域や関係諸機関との連携
第10章 少子化社会対策と保育施策の課題
第1節 新エンゼルプランの策定
1 エンゼルプランの実績と評価
2 新エンゼルプランの内容
3 新エンゼルプランの実績と評価
第2節 子ども・子育て応援プランの策定
第3節 子育て支援と保育施策
1 増大し,多様化する保育要求への対応
2 待機児童の解消
3 保育士の国家資格化
4 第三者評価
5 幼稚園における子育て支援
第4節 総合施設
1 「総合施設」について
2 就学前の教育・保育を一体として捉えた一貫した総合施設について
3
資料編
年次別保育関係法令等一覧
児童憲章
児童権利宣言
子どもの権利条約
児童福祉法
児童福祉施設最低基準
教育基本法
学校教育法
幼稚園設置基準
幼児園幼児指導要録(指導の記録)
幼稚園教育振興計画要項(第三次)
幼稚園教育の振興について
幼稚園と保育所の施設の共有化等に関する指針
索引