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ミケランジェロ・ブオナローティの生涯

ミケランジェロ・ブオナローティの生涯

ジョルジョ・ヴァザーリ/著 デイヴィッド・ヘムソール/解説 林 卓行/監訳 西村知佐/翻訳

ISBN:978-4-487-81326-1
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
発売年月日:2020年07月06日
ページ数:288頁
判型:

解説:
《ピエタ》、《ダヴィデ像》などの彫刻、また《システィーナ礼拝堂天井画》などの絵画作品などで知られるイタリア・ルネサンスの頂点に君臨し、「神に愛された男」とも称された芸術家、ミケランジェロ・ブオナローティ(Michelangelo Buonarroti、1475年3月6日~1564年2月18日)。
その生涯を、同時代の画家・建築家にして、評伝作家として知られるジョルジョ・ヴァザーリが描く。本書は、ヴァザーリの『画家・彫刻家・建築家列伝』より、著者が崇拝するミケランジェロの章をコンパクトに単行本化したものである。

”Artist by Artist” シリーズについて

日本で知名度が高く人気のある芸術家の生涯と作品を、同じく知名度のある同時代の執筆者が描く。貴重なカラー図版満載で紹介するシリーズ。

美術史上の巨匠たちについて解説した本は数多くあるが、そのほとんどは現代の美術史家、評論家が書いたものである。
本シリーズは、そのような巨匠たちを同時代人や身近で観察してきた人物たちが描いたものであり、対象である芸術家について知ることができると同時に、当時を知る者たちの肉声を聞くような、歴史的に貴重な証言にもなっている。
また、カラー図版を多数掲載し、判型はハンディなので、読みやすく持ち運びもしやすい。
内容も古くなることはなく、巻頭に現代の第一人者による序文があるので、定着した美術史上の評価・解釈を知ることもできる。

既刊:
『フィンセント・ファン・ゴッホの思い出』byヨー・ファン・ゴッホ¬=ボーゲル(ゴッホの弟テオの妻) 
ISBN978-4-487-81324-7 C0070
『エドゥアール・マネを見つめて』by エミール・ゾラ(小説家、フランス自然主義、『ナナ』など)
ISBN978-4-487-81325-4 C0070

著者情報

林 卓行(はやし たかゆき)
東京藝術大学芸術学科准教授。美術批評、美術理論研究。1969年生まれ。東京藝術大学卒業後、同大学院博士後期課程単位取得退学。専攻は20世紀後半のアメリカを中心とする現代美術研究。
主な著書に『ウォーホル 西洋絵画の巨匠9』(2006、小学館)、共訳書に『ART SINCE 1900 図鑑1900年以後の芸術』(2019)、監訳書に『ミケランジェロ・ブオナローティの生涯』(2020、以上、東京書籍)などがある。

著者情報

ジョルジョ ヴァザーリ
イタリアのマニエリスム期の画家、建築家。ミケランジェロの弟子。
チマブーエからミケランジェロまで芸術家133人の作品と生涯を記した評伝『画家・彫刻家・建築家列伝』を著し、「美術の父」とも称される。
また、ウフィッツィ宮殿(現ウフィッツィ美術館)を手掛け、この建物とピッティ宮殿を結ぶ「ヴァザーリの回廊」にその名を残す。

著者情報

デイヴィッド ヘムソール
ハーヴァード大学イタリア・ルネサンス研究所客員教授

著者情報

西村知佐(にしむらちさ)