
挑む医師 国民皆保険制度を守れ!
西島英利
ISBN:978-4-487-80323-1
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
発売年月日:2008年11月01日
ページ数:232頁
判型:46
解説:
日本の医療保険制度を金儲け主義のアメリカ型にしてはいけない。精神科医でもある国会議員が,日本の「国民皆保険制度」の意義を説き,医療改革のあるべき未来を語る。
日本の医療保険制度を金儲け主義のアメリカ型にしてはいけない。精神科医でもある国会議員が,日本の「国民皆保険制度」の意義を説き,医療改革のあるべき未来を語る。
コンテンツ
はじめに
第1章 誇るべき国民皆保険制度
医療費は効果的に使われている!/「国民皆保険制度」は誇るべき日本文化の産物/
「アメリカを合わせ鏡にするのはやめた方がいい」/病院が株式会社になったなら/
「病院にだけは連れていかないで」/映画『ジョンQ』の衝撃/アメリカで病気になったら…/
医療保険のコマーシャルの多さ/厚生労働省の「見込み」違い/大変な代償を払ったイギリス/
制度は壊してしまうと『復元』がむずかしい/もうひとつの敵「混合診療」とは?/「まずお金ありき」が間違い/
巨大マーケットを皮算用?/病気になることなく生涯を終えることがありますか?/
「アメリカはキューバに学べ」/「後期高齢者医療制度」の骨子/無責任な民主党/
職員組合の問題点/「終末期」の定義を議論しろ!/産婦人科医のむずかしいケース/
やっとわかってきた医師不足/地方の医師に収入の補償を!/この国の「病気」を治すために
西島英利と立川談志の健康高座① 健康寿命を支える国民皆保険制度
第2章 国会議員として、精神科医として
一に体力、二に体力…/ワイドショーも情報源/「医師法二十一条」の問題/医療観察法/
WHOの誕生した年に生まれた!/敗戦の傷跡が色濃く残っていた時代/祖母の思い出/
ばあちゃんから学んだこと/Tさんの話/家の手伝い/体も鍛えられる/日南の「赤鬼」/
トラウマになったが…/なりたかった職業/土木技師にも…/養子となって医者の道へ/
大変な下宿?/後悔のない回り道/いろいろな経験ができた!/「進学課程」廃止の是非/
プレハブ校舎で学ぶ/とことん正論/ひとことで言えば、豪放磊落/「お坊ちゃんたちに負けてたまるか」
/心に残る劇的な手術/比企先生の話/ビデオでは本当の手術は分からない/偏見との戦い/
父の跡を継いで理事長に/精神科の敷居が高い!/無理解、誤解が多すぎる!/情報は、人/
努めて外に出る/「運動会で車座になってビール」はいいのか?/「精神科病院」と「精神病院」の違い/
一日で通った法案/ソフト面の充実が不可欠/「ここは動物園か…」/意識を変える/
訪問看護ステーション/小倉医師会で、医療事故を担当/とにかく話を聞く/公正な立場での判断が必要/
「隠さず報告してください」/映画『評決』から学んだもの/戦後生まれの初めての常任理事に/
まず相手を理解すること/IT化への対応/レセコンにおける「囲い込み」/医師会が考えたIT化/
日経新聞の一面に/誹謗中傷の中で/多くの人のサポートを得て/半分以上を敵にする覚悟/
言い争いを避ける雰囲気/神戸で学んだこと/緊急時の処理システムの必要性/神戸で見た感動的なシーン/
精神科医の派遣を提案/PTSDへの対処/緊急時の薬剤師の必要性
西島英利と立川談志の健康高座② 予防薬はいい加減――うつの話
第3章 うつ病は心の風邪
三万人を超える自殺者/自殺の根底には「うつ病」がある!/うつ病の悲劇/
言葉が生んだ悲劇/「頑張れ」はタブー/「私のお守りなんです」/子供の「うつ病」/
親は過保護をやめろ!/子供の話を聞くことも大事/五月病もうつ病だった!/
「いい加減」のすすめ/父親のこと/看護師は患者さんの心理状態の理解を/
最後に知った父親の優しさ/重要なノン・バーバル・コミュニケーション/これからも全力投球!
西島英利と立川談志の健康高座③ 認知症は怖くない
第4章 私たちと認知症
認知症とは/新しい試み/大きな反響/「昔とった杵柄」/ボケと認知症の違い/
認知症の典型的な事例/脳卒中にならないようにする/適度な運動が有効/
ストレスをためない/認知症にならないもうひとつの心がけ/趣味を持とう!/
地域ボランティアも有効/「親孝行は親不孝」/「役割」を取り上げない/
感謝の気持ちを忘れない/プライドを守る/我慢する!/トイレから見るプライド/
プライドがあることを忘れるな!/トイレは改造しない/早めに病院へ
あとがき
第1章 誇るべき国民皆保険制度
医療費は効果的に使われている!/「国民皆保険制度」は誇るべき日本文化の産物/
「アメリカを合わせ鏡にするのはやめた方がいい」/病院が株式会社になったなら/
「病院にだけは連れていかないで」/映画『ジョンQ』の衝撃/アメリカで病気になったら…/
医療保険のコマーシャルの多さ/厚生労働省の「見込み」違い/大変な代償を払ったイギリス/
制度は壊してしまうと『復元』がむずかしい/もうひとつの敵「混合診療」とは?/「まずお金ありき」が間違い/
巨大マーケットを皮算用?/病気になることなく生涯を終えることがありますか?/
「アメリカはキューバに学べ」/「後期高齢者医療制度」の骨子/無責任な民主党/
職員組合の問題点/「終末期」の定義を議論しろ!/産婦人科医のむずかしいケース/
やっとわかってきた医師不足/地方の医師に収入の補償を!/この国の「病気」を治すために
西島英利と立川談志の健康高座① 健康寿命を支える国民皆保険制度
第2章 国会議員として、精神科医として
一に体力、二に体力…/ワイドショーも情報源/「医師法二十一条」の問題/医療観察法/
WHOの誕生した年に生まれた!/敗戦の傷跡が色濃く残っていた時代/祖母の思い出/
ばあちゃんから学んだこと/Tさんの話/家の手伝い/体も鍛えられる/日南の「赤鬼」/
トラウマになったが…/なりたかった職業/土木技師にも…/養子となって医者の道へ/
大変な下宿?/後悔のない回り道/いろいろな経験ができた!/「進学課程」廃止の是非/
プレハブ校舎で学ぶ/とことん正論/ひとことで言えば、豪放磊落/「お坊ちゃんたちに負けてたまるか」
/心に残る劇的な手術/比企先生の話/ビデオでは本当の手術は分からない/偏見との戦い/
父の跡を継いで理事長に/精神科の敷居が高い!/無理解、誤解が多すぎる!/情報は、人/
努めて外に出る/「運動会で車座になってビール」はいいのか?/「精神科病院」と「精神病院」の違い/
一日で通った法案/ソフト面の充実が不可欠/「ここは動物園か…」/意識を変える/
訪問看護ステーション/小倉医師会で、医療事故を担当/とにかく話を聞く/公正な立場での判断が必要/
「隠さず報告してください」/映画『評決』から学んだもの/戦後生まれの初めての常任理事に/
まず相手を理解すること/IT化への対応/レセコンにおける「囲い込み」/医師会が考えたIT化/
日経新聞の一面に/誹謗中傷の中で/多くの人のサポートを得て/半分以上を敵にする覚悟/
言い争いを避ける雰囲気/神戸で学んだこと/緊急時の処理システムの必要性/神戸で見た感動的なシーン/
精神科医の派遣を提案/PTSDへの対処/緊急時の薬剤師の必要性
西島英利と立川談志の健康高座② 予防薬はいい加減――うつの話
第3章 うつ病は心の風邪
三万人を超える自殺者/自殺の根底には「うつ病」がある!/うつ病の悲劇/
言葉が生んだ悲劇/「頑張れ」はタブー/「私のお守りなんです」/子供の「うつ病」/
親は過保護をやめろ!/子供の話を聞くことも大事/五月病もうつ病だった!/
「いい加減」のすすめ/父親のこと/看護師は患者さんの心理状態の理解を/
最後に知った父親の優しさ/重要なノン・バーバル・コミュニケーション/これからも全力投球!
西島英利と立川談志の健康高座③ 認知症は怖くない
第4章 私たちと認知症
認知症とは/新しい試み/大きな反響/「昔とった杵柄」/ボケと認知症の違い/
認知症の典型的な事例/脳卒中にならないようにする/適度な運動が有効/
ストレスをためない/認知症にならないもうひとつの心がけ/趣味を持とう!/
地域ボランティアも有効/「親孝行は親不孝」/「役割」を取り上げない/
感謝の気持ちを忘れない/プライドを守る/我慢する!/トイレから見るプライド/
プライドがあることを忘れるな!/トイレは改造しない/早めに病院へ
あとがき