
ガイドブック アスペルガー症候群 親と専門家のために
トニー・アトウッド/著 冨田真紀,内山登紀夫,鈴木正子/訳
ISBN:978-4-487-76173-9
定価3,080円(本体2,800円+税10%)
発売年月日:1999年08月01日
ページ数:336頁
判型:46
解説:
アスペルガー症候群(自閉症で高能力)の人たちの診断,療育,問題の分析と対処法を数多く盛り込んだ世界初のガイド。具体的でわかりやすいと親御さんにも大好評の基本図書。
アスペルガー症候群(自閉症で高能力)の人たちの診断,療育,問題の分析と対処法を数多く盛り込んだ世界初のガイド。具体的でわかりやすいと親御さんにも大好評の基本図書。
コンテンツ
謝辞
序文……ローナ・ウィング
はじめに
第1章 診断を受けるまで
・アスペルガー症候群の診断
第1ステップ 評定スケールを用いる
・ASAS(アスペルガー症候群 豪州版スケール)
第2ステップ 診断的評価
・診断の基準
・診断までの6つのルート
1 幼児期の自閉症の診断から
2 初めての学校生活の経験から
3 別の症候群の変則的な現れから
4 近親の自閉症かアスペルガー症候群の診断から
5 二次的な精神医学的障害から
6 成人期に残存するアスペルガー症候群から
第2章 社会的ふるまい
・社会行動に関する診断基準
・ほかの子どもとの遊び
・暗黙の行動基準
「社会生活ストーリー」
・適切な社会行動を教えるには
親にできることは?
教師にできることは?
・社交的技能の学習グループの活動
・友人関係
・アイ・コンタクト
・感情
・感情の理解を促すための工夫
・感情の表現を促すための工夫
・まとめ【社会行動の特性に対処する】
第3章 言語
・語用論、すなわち会話の技術
「コミック会話」
・字義通りの解釈
・プロソディ(音調)、すなわち話し言葉のメロディ
・杓子定規な話し方
・特殊な言葉の使い方
・思考を言葉に出す傾向
・聴覚による識別と混乱
・言葉の流暢さ
・まとめ【言語の特性に対処する】
第4章 特別な興味と日々の決まり
・興味と決まりに関する診断基準
・特別な興味
会話をうまく進めるため
知的能力を示すため
秩序と不変性を得られるため
リラックスする手段として
楽しめる活動として
・特別な興味への対処法
監督下で楽しむ
建設的な方向への適用
・日々の決まり
・まとめ【特別な興味と日々の決まりに対処する】
第5章 運動の不器用さ
・どのような能力が影響されるのか?
移動能力
ボールを扱う技能
バランス
手先の器用さ
字を書く
せわしなさ
関節のゆるみ
リズム
動作の模倣
・ほかの運動障害との合併
トゥレット症候群
カタトニアとパーキンソン症状
小脳障害
・まとめ【運動の不器用さに対処する】
第6章 認知のはたらき
・心の理論
・知能テストによる能力プロフィール
・記憶力
・思考の柔軟性
・読み・書き・計算の技能
・想像力のはたらき
・映像による思考
・まとめ【認知の特性に対処する】
第7章 感覚の敏感性
・音に対する敏感性
・触覚の敏感性
・味覚と食感の敏感性
・視覚の敏感性
・嗅覚の敏感性
・痛みと熱さに対する感受性
・共感覚
・まとめ【感覚の敏感性に対処する】
第8章 よく受ける質問
・1 遺伝することがあるのか
・2 妊娠中や出産時の障害が原因か
・3 脳のどこかに機能不全があるのか
・4 親の育て方が悪かったのか
・5 ほかの障害との合併はあるのか
・6 正常範囲の能力・人格と「症候群」との違いは何か
・7 言語の障害から二次的に生じる問題なのか
・8 注意欠陥・多動性障害(ADHD)との合併はあるのか
・9 精神分裂病になることがあるのか
・10 高機能自閉症とアスペルガー症候群の違いは
・11 女児には症候群の独特の現れ方があるのか
・12 不安感をどのように静めたらよいのか
・13 抑うつ的な状態になりやすいのか
・14 気分の変動や怒りをどのようにコントロールするか
・15 青年期にはどんな変化が訪れるのか
・16 人との普通の親しい関係を作れるのか
・17 犯罪行為に走りやすいのか
・18 どんな社会的資源を必要とするのか
・19 学校や教師には何を求めるべきか
・20 アスペルガー症候群の語を用いる利点は?
・21 子どものことを、どの範囲に、どう知らせたらよいか
・22 どんな職業が適しているのか
・23 将来はどんな人生を送れるのか
訳者あとがき―自閉症ではない「自閉症」 冨田真紀・内山登紀夫
親の立場で本書に関わって 鈴木正子
著者・訳者紹介
事項索引
人名索引
文献
資料1 感情と友人関係 関連資料
資料2 アスペルガー症候群関連インターネット上のウェブサイト等
資料3 今日の気分は?
資料4 診断基準
序文……ローナ・ウィング
はじめに
第1章 診断を受けるまで
・アスペルガー症候群の診断
第1ステップ 評定スケールを用いる
・ASAS(アスペルガー症候群 豪州版スケール)
第2ステップ 診断的評価
・診断の基準
・診断までの6つのルート
1 幼児期の自閉症の診断から
2 初めての学校生活の経験から
3 別の症候群の変則的な現れから
4 近親の自閉症かアスペルガー症候群の診断から
5 二次的な精神医学的障害から
6 成人期に残存するアスペルガー症候群から
第2章 社会的ふるまい
・社会行動に関する診断基準
・ほかの子どもとの遊び
・暗黙の行動基準
「社会生活ストーリー」
・適切な社会行動を教えるには
親にできることは?
教師にできることは?
・社交的技能の学習グループの活動
・友人関係
・アイ・コンタクト
・感情
・感情の理解を促すための工夫
・感情の表現を促すための工夫
・まとめ【社会行動の特性に対処する】
第3章 言語
・語用論、すなわち会話の技術
「コミック会話」
・字義通りの解釈
・プロソディ(音調)、すなわち話し言葉のメロディ
・杓子定規な話し方
・特殊な言葉の使い方
・思考を言葉に出す傾向
・聴覚による識別と混乱
・言葉の流暢さ
・まとめ【言語の特性に対処する】
第4章 特別な興味と日々の決まり
・興味と決まりに関する診断基準
・特別な興味
会話をうまく進めるため
知的能力を示すため
秩序と不変性を得られるため
リラックスする手段として
楽しめる活動として
・特別な興味への対処法
監督下で楽しむ
建設的な方向への適用
・日々の決まり
・まとめ【特別な興味と日々の決まりに対処する】
第5章 運動の不器用さ
・どのような能力が影響されるのか?
移動能力
ボールを扱う技能
バランス
手先の器用さ
字を書く
せわしなさ
関節のゆるみ
リズム
動作の模倣
・ほかの運動障害との合併
トゥレット症候群
カタトニアとパーキンソン症状
小脳障害
・まとめ【運動の不器用さに対処する】
第6章 認知のはたらき
・心の理論
・知能テストによる能力プロフィール
・記憶力
・思考の柔軟性
・読み・書き・計算の技能
・想像力のはたらき
・映像による思考
・まとめ【認知の特性に対処する】
第7章 感覚の敏感性
・音に対する敏感性
・触覚の敏感性
・味覚と食感の敏感性
・視覚の敏感性
・嗅覚の敏感性
・痛みと熱さに対する感受性
・共感覚
・まとめ【感覚の敏感性に対処する】
第8章 よく受ける質問
・1 遺伝することがあるのか
・2 妊娠中や出産時の障害が原因か
・3 脳のどこかに機能不全があるのか
・4 親の育て方が悪かったのか
・5 ほかの障害との合併はあるのか
・6 正常範囲の能力・人格と「症候群」との違いは何か
・7 言語の障害から二次的に生じる問題なのか
・8 注意欠陥・多動性障害(ADHD)との合併はあるのか
・9 精神分裂病になることがあるのか
・10 高機能自閉症とアスペルガー症候群の違いは
・11 女児には症候群の独特の現れ方があるのか
・12 不安感をどのように静めたらよいのか
・13 抑うつ的な状態になりやすいのか
・14 気分の変動や怒りをどのようにコントロールするか
・15 青年期にはどんな変化が訪れるのか
・16 人との普通の親しい関係を作れるのか
・17 犯罪行為に走りやすいのか
・18 どんな社会的資源を必要とするのか
・19 学校や教師には何を求めるべきか
・20 アスペルガー症候群の語を用いる利点は?
・21 子どものことを、どの範囲に、どう知らせたらよいか
・22 どんな職業が適しているのか
・23 将来はどんな人生を送れるのか
訳者あとがき―自閉症ではない「自閉症」 冨田真紀・内山登紀夫
親の立場で本書に関わって 鈴木正子
著者・訳者紹介
事項索引
人名索引
文献
資料1 感情と友人関係 関連資料
資料2 アスペルガー症候群関連インターネット上のウェブサイト等
資料3 今日の気分は?
資料4 診断基準