SHAMANS シャーマニズム表象大全
マックス・カロッチ/著 島村 一平/日本語版監修・監訳 岩井 木綿子/翻訳
圧倒的なビジュアルと明快な解説で「不可視の世界」を可視化する、美しいシャーマニズム大全が誕生。めくるめく「シャーマニズムの視覚文化」を堪能できる一冊。
「本書は、魅惑の書だ。何せ、世界のシャーマニズム文化を、ふんだんなビジュアル―写真や絵画―を通じて見聞できるからだ。そもそもシャーマンとは、霊魂や精霊などの「目にみえぬ存在」と交流する人々のことであるシベリアのシャーマンたちは、獣の毛皮をまとい、太鼓を打ち鳴らして森の動物霊と交渉する。モンゴルのシャーマンたちは、天空の神や祖霊と更新する。あるいは中南米の先住民のシャーマンは、ペヨーテやアヤワスカといった向精神性の植物を摂取し、目に見えぬ異世界を幻視体験する。つまりシャーマンは、不可視の世界の専門家だといってよい。本書は、そんな「不可視の世界」を、最新の学術写真や古い文献の挿絵などを用いて、ものの見事に「可視化」していく。これほど矛盾に満ちた、魅惑的な試みはあるだろうか。」
(島村一平「序文 日本語版監修・監訳にあたって」より)
世界各地のシャーマニズムには、目に見えない存在や異世界との交流をめぐる多様な実践がある。本書は、そうした「不可視の世界」を写真・図版により「視える」形で紹介していく。
著者マックス・カロッチは、美術史・考古学・人類学を架橋する「視覚文化の人類学」を専門とし、長年にわたり博物館でキュレーターとしても活動してきた。本書では、シャーマニズムを抽象的な概念として論じるのではなく、衣装や仮面、道具、岩絵など、シャーマニックな世界観が物質や造形としてどのように表現されているのかに注目する。
「シャーマン」とは何者なのか。そして、目に見えない存在は、どのようにして私たちの目の前に姿を現してきたのか。
日本語版監修は、モンゴルのシャーマニズム研究でも知られる文化人類学者・島村一平(国立民族学博物館教授)。
世界各地のシャーマニズムを「見えない世界の可視化」というユニークな視点から読み解く、豊富なビジュアルと知的好奇心に満ちた魅惑の一冊。
ISBN:978-4-487-81872-3
定価5,280円(本体4,800円+税10%)
発売年月日:2026年11月05日
有元さん、きのうは何を食べました?
有元葉子
「何の飾りもない私の素の食事メモが、何の役に立つのかしら?」
先生はそう首をかしげます。
それは、私たちにとって、宝の山でした。
日々記録した丸1年におよぶ「食事メモ」を追い、
「根掘り葉掘り・見て聞いて」撮影。
――料理家・有元葉子の、「いつもの食卓」。
ISBN:978-4-487-81883-9
定価2,970円(本体2,700円+税10%)
発売年月日:2026年10月22日

