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プラスチックの現実と未来へのアイデア

プラスチックの現実と未来へのアイデア

高田秀重/監修

ISBN:978-4-487-81260-8
本体価格1,700円
発売年月日:2019年08月26日
ページ数:144
判型:A5判

解説:
プラスチックが大量生産され、社会に広まり始めてから約70年。
人類に大きな利便性と利益をもたらした一方、水に溶けない、腐食しないという素材の特性は、生態系に悲惨な影響をもたらしました。
中でも近年、国連環境計画(UNEP)が、世界が直面する最大の危機と考えているのが、プラスチックによる海洋汚染=「プラスチックスープ」も含めたプラスチックの環境汚染です。
そのプラスチックの現状をつまびらかにし、これから進めるべきポストプラスチックの世界を実現するためのアイデアを提案します。

読者が今日からできるアイデア満載!

プラスチックごみだらけで川面が見えない河川

もくじ

深刻化する海の汚染を先送りにできない!

国際社会への貢献が期待される海洋プラスチックごみ問題

コンテンツ

口絵

はじめに


★ポスト・プラスチックの未来へ


G20大阪サミット──世界は2050年までに─新たな海洋プラごみ汚染をゼロにできるか!?

「プラスチック資源循環戦略」策定。プラスチックごみ対策の「日本モデル」は世界に通用する?

プラごみ削減、海洋プラごみ 汚染対策を先導するEUの環境経済戦略

有害化学物質の運び屋マイクロプラスチックが世界の海を汚染している!



★プラスチック―その不都合な現実


プラスチック──その性質と構造がわかれば不都合な現実が見えてくる!

プラスチックの種類と用途──日本の暮らしと産業の隅々まで浸透している!

プラスチックの製造・使用・廃棄・リサイクルの流れがわかるマテリアルフロー

軽量化、リサイクル率向上、熱回収だけではプラごみの発生抑制は達成できない!

リユースかリサイクルか?プラスチック製飲料容器の悩ましいトレードオフ

元のプラスチックに戻し、新たな製品を作る材料リサイクルにはさまざまな制約がある

材料リサイクル処理の流れ──ペットボトルの場合


環境負荷、コストを考慮しながら分野・製品別にリサイクルの方法を選ぶ

プラスチック以前の化学原料まで分解するケミカルリサイクルのメリットとデメリット

日本のケミカルリサイクルはどこまで進んでいるのか?

再生プラスチックはどんな製品に生まれ変わるのか?

焼却し熱回収するサーマルリサイクルはリサイクルと呼べるのか!?

プラスチックの熱回収はダイオキシン発生につながる?

容器包装リサイクル法と拡大生産者責任リサイクルの費用を負担するのは誰?



★ポスト・プラスチック社会の模索の中で


国連のアジェンダSDGsは
循環型社会への転換を求めている!

世界のプラスチック消費から見えてくる2050年の海

国際社会はマイクロプラスチックの使用削減を強く求めている!

国際社会への貢献が期待される海洋プラスチックごみ問題

バイオプラスチックは万能のプラスチック代替物か?

プラスチックを超える「紙」。
新素材で挑む新たな可能性

利便性と健康・環境
 選択を迫られる国民食「カップ麺」の容器

ライフサイクルアセスメント(LCA)が教えてくれるもの

循環型社会形成のための法体系①
 資源消費抑制、環境負荷低減を推進

循環型社会形成のための法体系②
 廃棄物の増大・多様化に対処する法整備に追われる!

海洋プラごみ問題へのEUの取り組み 
深刻化する海の汚染を先送りにできない!

海洋プラごみ問題への国際的取り組み 
レジ袋からプラスチック製品、マイクロビーズへ



★未来へのアイデア スマートな循環型社会へ


最優先はプラスチックのリデュース。 
プラごみ焼却の削減計画の策定を!

多くの限界があるリサイクルは
プラごみ対策の決め手とはならない!

素材も使い捨て型から循環型へ 
バイオプラスチックは代替素材の最有力候補?

スマートにモノが循環する
ポストプラスチック社会を築こう

あなたから家族・学校・職場・地域へ 
プラスチックフリー・ライフのススメ

Renewable──再生可能な代替素材開発への挑戦。 
企業の取り組みはどこまで進んだか?


用語メモ(キーワード)

参考文献