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結婚クライシス

結婚クライシス

山田昌弘/著

ISBN:978-4-487-81008-6
定価1,540円(本体1,400円+税10%)
発売年月日:2016年08月01日
ページ数:192
判型:46

解説:
著者は、家族をめぐる社会問題を、独特のネーミングで切り取り、わかりやすい解説で定評がある。
日本の少子化を分析している中で、日本の未婚者の大多数は親と同居している事実を見つけだし、それを「パラサイトシングル」と呼んだ(1997年)。
そして、フリーターなど非正規雇用の若者の状況を調査する中で、若者から希望が失われていく様子を「希望格差社会」と言い(2004年)、次に、
まるで就職活動のように結婚を考えて活動することを「婚活」と名づけ(2007年)、婚活ブームの火付け役ともなった。
その後、若者の意識調査から、若者に安定志向が広がっている様相を「若者の保守化」と位置づけた(2011年)。
そして2016年の今、男女が「結婚しない」「結婚できない」「結婚したくない」状況を「結婚クライシス」と呼び、その背景にある日本人の「中流転落不安」の実態を、本書ではするどく、わかりやすく、解説する。

著者情報

山田 昌弘(ヤマダ マサヒロ)
1957年、東京生まれ。1981年、東京大学文学部卒。
1986年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
現在、中央大学文学部教授。専門は家族社会学。コピーライターとしても定評がある。
NPO全国地域結婚支援センター理事
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【著書】
『パラサイト・シングルの時代』『希望格差社会』(ともに筑摩書房)、『新平等社会』『ここがおかしい日本の社会保障』(ともに文藝春秋)、『迷走する家族』(有斐閣)、『家族ペット』(サンマーク出版→文春文庫)、『少子社会日本』(岩波書店)、『「家族」難民』(朝日新聞出版)などがある。
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【公職】
•内閣府 男女共同参画会議・民間議員
•文部科学省 子どもの徳育に関する懇談会・委員
•社会生産性本部 ワーク・ライフ・バランス推進会議・委員
•厚生省 人口問題審議会・専門委員
•経済企画庁 国民生活審議会・特別委員
•参議院 調査室・客員研究員
•東京都 青少年協議会・委員
•同 児童福祉審議会・委員
•内閣府 国民生活審議会・委員
などを歴任。
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【連載】読売新聞「人生案内」、毎日新聞「くらしの明日、私の社会保障論」、
など。