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アートと社会

アートと社会

竹中平蔵・南條史生/編著

ISBN:978-4-487-80999-8
定価1,760円(本体1,600円+税10%)
発売年月日:2016年04月08日
ページ数:208頁
判型:A5変形

解説:
慶應義塾大学で過去に開講された人気講座の内容を一冊に収録。「アートとは何か」をテーマに絵画、音楽、建築など12名の識者が様々な角度でアートと社会の関係を論じる。戦争とアートの関係や、街づくりにおいてアートが担う役割など、一人ひとりの考えるアートと社会のあり方を問い直す。

著者情報

南條 史生(ナンジョウ フミオ)
森美術館館長
1949年東京都出身。慶應義塾大学経済学部、文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。国際交流基金等を経て2002年より森美術館副館長、2006年11月より現職。過去にヴェネチア・ビエンナーレ日本館(1997)及び台北ビエンナーレ(1998)コミッショナー、ターナープライズ審査委員(ロンドン・1998)、横浜トリエンナーレ(2001)、シンガポール・ビエンナーレ(2006、2008)アーティスティックディレクター等を歴任した。近著に『アートを生きる』(角川書店)がある。

コンテンツ

はじめに 竹中平蔵

第1部 アートと社会
1章 アートと社会を考える―概論 竹中平蔵
2章 アートの力と文化の役割 近藤誠一
3章 拡大するアジア経済とアート 南條史生
4章 共感の時代の建築へ 小林博人
5章 パトロネージの歴史―作品の大きさに見るアートと社会 渡部葉子
6章 江戸期の浮世絵と、その享受 内藤正人

第2部 社会とアート
1章 国際関係とアート 渡辺靖
2章 オペラが国際化に果たす役割 福水託
3章 邦楽の魅力と音楽の力 西陽子
4章 テクノロジーとアート― 一九九〇年代末ころの日本のメディア・アート状況から、現在へ 畠中実
5章 政治とアート―「戦争と芸術」 飯田高誉
6章 「ソーシャル・インクルージョンとアート」―横浜・寿町における心の貧困を包摂するアート活動の取り組み 河本一満

おわりに 竹中平蔵