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ぼくのアスペルガー症候群 もっと知ってよ ぼくらのことを

ぼくのアスペルガー症候群 もっと知ってよ ぼくらのことを

ケネス・ホール/著 野坂悦子/訳

ISBN:978-4-487-79682-3
定価1,430円(本体1,300円+税10%)
発売年月日:2001年12月01日
ページ数:128頁
判型:A5

解説:
十歳の子が初めて語ったアスペルガー症候群の世界。ぼくのこと/ぼくがちがっているところ/ぼくの長所/ぼくが信じていること 親御さん,教師,寮育関係者,相談所,保健所,医師,必読の書。

著者情報

ケネス・ホール(けねすほーる)
1989年8月22日英国,北アイルランド生まれ。
8歳のときにアスペルガー症候群と診断され,応用行動分析(ABA)の手法等による行動改善への努力によって生活が一変,それまでの問題が大幅に改善される。算数,コンピュータと冒険物語の本などに特別の関心を持つ。また,一般の人々が自閉症のことを知り,理解することを強く望んでいる。才能に恵まれ,Mensa(高知能指数協会)の会員でもある。

著者情報

野坂悦子(のさかえつこ)
1959年,東京生まれ。
跡見学園から早稲田大学第一文学部に進学,英文学専攻。1985年から5年間オランダとフランスで暮らす。現在二人の子どもを育てながら,英語,オランダ語の児童書翻訳に意欲を燃やす。
[主な訳書]『ハンナのひみつの庭』(岩波書店),『赤い糸のなぞ』(偕成社),『わらって,リッキ』(フレーベル館),『第八森の子どもたち』(福音館書店),『フィーンチェの赤いキックボード』(BL出版),『いちじくの木がたおれ ぼくの村が消えた』(梨の木舎)など。

コンテンツ

日本の読者のみなさんに ケネス・ホール

序文 ケン・P・カー
序文 ギル・ローリー

第一章 ぼくのこと
 はじめに
 ぼくとアスペルガー症候群
 ぼくの生活について
 住んでいる所
 今までの思い出
 ぼくがうまれる前
 赤ちゃんだったころ
 メリーゴーラウンド保育園
 小学校
 ルドルフ・シュタイナー学校
 家でのスクーリング
 こわい夢
 ぼくのまわりの人たち
 ぼくの大好きなもの
 世界一好きな動物-サンディー
 ぼくの大好きなところ-静かなところ
 休暇
 ぼくの大好きなこと
 読書
 遊ぶこと
 コンピュータ

第二章 ぼくがちがっているところ
 ぼくにはむずかしいこと
 おぜいの人
 集中
 がまんすること、ほかの人を理解すること
 関心
 グループの仲間になること
 ぐるぐる回ったり、飛びはねたりしないで、じっとしていること
 決めることと変えること
 ぼくがどう感じているか
 感覚
 痛み
 音
 髪の毛
 味と食べ物
 感触
 ひとりでいるのが好き
 ぼくのアイディア
 ぼくの心配ごと
 学校には行かない
 ぼくの勉強方法
 言葉と読書
 算数
 ちがっていることを、ぼくがどう感じているか

第三章 ぼくの長所
 正直さ
 性格
 ABA(応用行動分析)にこにこマークがもらえそうなこと
 ぼくの課題と役に立ったこと
 怒り
 怒りのセラピー(療法)
 言われたとおりにすること
 権威を受け入れる
 まちがいをすること
 はっきりと話すことと、人のじゃまをしないこと
 関心をひきたい
 感じよくしていること
 リラックスすること
 水泳
 音楽
 アート
 ちゃんとすること
 この本ができるまで
 「あのちぢんでいく感じ」
 
第四章 ぼくが信じていること
 贈り物
 頭がいいこと
 自然
 動物
 教会と戦い
 メディア
 ニュース
 引力と次元
 ASの人たちを理解すること
 ASこ子どもたちを助けること
 タイタニック号
 ルール
 ASと自閉症
 ぼくの将来

本書を読んで 鈴木正子
本書を読んで 高橋和子
本書を読んで ニキ・リンコ

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