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現代語訳 大乗仏典7 論書・他

現代語訳 大乗仏典7 論書・他

中村 元

ISBN:978-4-487-73287-6
本体価格2,000円
発売年月日:2004年06月01日
ページ数:228頁
判型:46

解説:
大乗仏教の到達点ともいうべき3つの論書をとりあげる。空の思想を説く『中論』,唯識説を代表する『唯識三十頌』,さとりの実現を目指す『菩提行経』を収める。

著者情報

中村元(なかむらはじめ)
1912年,島根県松江市に生まれる。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授,東方学院院長,比較思想学会名誉会長,学士院会員などを歴任。文化勲章受章。1999年逝去。
主著書:『インド思想史』『初期ヴェーダーンタ哲学史』[以上,岩波書店],『東洋人の思惟方法』『原始仏教』『世界思想史』[以上,春秋社],『広説佛教語大事典』『仏教語源散策 正・続・新』『比較思想事典』『比較思想の軌跡』[以上,東京書籍]

コンテンツ

はしがき

第1章 空の思想――「中論」
 空の思想の基礎づけ
 〈中〉論の展開
 何ものも生起しない
 ものの運動は成立しない
 それ自体も空である
 迷いと解脱
 現実世界すなわち仏の本質
 実践の原理としての空
 いま、ここでの実践

第2章 識からの展開――『唯識三十頌』
 根本にある〈識〉
 阿頼耶識、末那識、六識
 〈識〉の生成展開によっておこるはたらき
 それ自体は存在しない
 汚れのない根源の境地
 唯識論の伝播

第3章 奉仕の精神――『菩提行経』
 奉仕の強調
 さとりを求める心
 求道者となろうとする決意
 奉仕の行
 私の業を反省し、敵を恕す
 一切衆生を愛す
 自分と他人に差別はない
 さとりへの行いに入る――回向

探究 『菩提行経』(漢訳書き下し文・サンスクリット原文和訳対照)
 はじめに
 漢訳第一品/サンスクリット第一章
 漢訳第二品/サンスクリット第二章
 サンスクリット第三章
 漢訳第三品/サンスクリット第五章
 漢訳第四品/サンスクリット第六章
 漢訳第五品/サンスクリット第七章
 漢訳第六品/サンスクリット第八章
 漢訳第七品/サンスクリット第九章
 サンスクリット第十章

あとがき