3.大人も子どもも考えること
数多く見られる問題行動なども,いくつかの基本項目でくくることができる。なによりも,ネットは人をしばりつけたり制限したりするものではない。本来は非常に便利なツールと環境であるべきだ。学校ではついつい禁止教育を行いがちだが,それでは子どもたちの心には届かない。必要なのはアドバイスである。ネットで行う(予定の)行動を考えたらまず,その後がどうなるかを想像してからアクションに移して欲しい。文字を書いたら読み直す。写真を撮る前に考える。投稿する前に読者を想定する。これらを行うようにするだけで,ずいぶんと改善するはずだ。以下は戒めとして心に持つもの6つと,望む方向性を1つ書いておいた。先生方はネットの技術の教育をするのではなく,大人として日常の延長として道具を使う子どもたちに,ぜひ適切な指導を行っていただきたい。
・個人情報をむやみに書かない
・自分や他人の日常をむやみに書かない
・返信を強要しない
・同調を強要しない(自分の価値観を押し付けない)
・いじめに使わない
・依存する使い方をしない
・他者の意見に寛容になる
・自分や他人の日常をむやみに書かない
・返信を強要しない
・同調を強要しない(自分の価値観を押し付けない)
・いじめに使わない
・依存する使い方をしない
・他者の意見に寛容になる
- 情報モラル教育の必要性と全校体制での取り組みのすすめ
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