• TOP
  • 『理系数学の極』刊行!いわちゃん流の学習法で難関大合格へ
『理系数学の極』刊行!いわちゃん流の学習法で難関大合格へ

2026.05.12

『理系数学の極』刊行!いわちゃん流の学習法で難関大合格へ

2026年3月5日、東京書籍より大学受験向けの学習参考書『理系数学の極』が刊行されました。

著者である岩崎達浩先生は、予習(インプット)を重視する「反転授業」を実践し、多くの受験生を合格に導いてきました。その「反転授業」の要素が盛り込まれた本書は、岩崎先生にとって念願の一冊。25年以上の講師経験とタイトル「極」に込めた思い、そして難関大合格の極意がつまったこの一冊について、詳しくお話を伺いました。

『理系数学の極』の詳細はこちら

――まず、岩崎先生の現在のご活動について教えてください。

私は大学受験予備校で数学講師をしていて、これまでに4,000人超の生徒を指導してきました。現在は、医学部予備校である一橋学院メディカルコネクトを始めとした数学講師や、オンラインを含めたライブ集団授業、YouTubeでの動画配信などを中心に活動しています。

――『理系数学の極』はどのような内容なのでしょうか。

本書は、難関大入試の攻略を目指す受験生のために、短期間で効率よく数学の全分野・全領域を学べる学習参考書です。過去の大学入試問題を中心とした例題281問と、それに対応する類題も同数収録しました。例題を解いた後に演習問題に挑戦し、総仕上げとして医学部をはじめとする難関大対策問題にチャレンジできる構成になっています。

最大の特長は、全ての例題にヒント動画(1分~5分程度)と解説動画(5分~20分程度)の2種類の動画が付いている点です。また本書は、灘中学校・高等学校 数学科教諭である河内一樹先生、開成中学校・高等学校 数学科教諭の井手健宏先生が監修を手がけています。両先生による別解や側注、コラムを豊富に収録し、難問への多角的なアプローチを可能にしています。

本書には、25年にわたる講師経験の中で生徒たちを合格へと導いてきた指導のノウハウや、そのベースとなる内容を余すところなく詰め込みました。特に、私の指導スタイルである「反転授業」の要素が反映されていることも大きな特長です。

――反転授業とはどのような指導法ですか?

反転授業とは、従来の学習順序を「反転」させる指導法です。従来の「教室での知識習得(インプット)→自宅での演習(アウトプット)」に対し、反転授業では、生徒には授業前に動画教材で「インプット」を済ませてもらいます。そして、授業時間では、事前に学んだ内容の「問題演習」や生徒が抱える「疑問・苦手箇所の解消」に重点的に取り組みます。

これにより、授業時間は生徒一人ひとりの「思考プロセスの修正」や「苦手分野の深掘り」といった、より個別化された指導に活用できるようになります。動画をインプットに活用することで、生徒自身の理解度やペースに合わせて進められるという利点もあります。

――「反転授業」の要素として、受験生が自分で解き進められるように動画教材が充実しているのですね。

その通りです。本書のゴールは、演習問題を自力で解けるようになることです。例題の解法を学んだ時点では、学習のインプットが終わっただけの状態。演習問題を通じてアウトプット力をつけた人が合格します。

以前から制作している5段階の大学受験難易度別の動画教材のうち、今回は「難易度4」に該当する「岩ちゃんのはいぷり」をベースに、書籍化に向けて問題や動画を精選しました。さらに、本書は医学部入試も視野に入れているので、最上位「難易度5」の「岩ちゃんのなんぷり」の中から、特に医学部入試用の良問も厳選して収録しています。

――医学部入試を目指している受験生にもぴったりですね。

最大公約数的に必要とされる力はどこの大学でも同じなので、全ての理系数学の受験生を対象に、難関大へ挑戦できる土台を築けるような本を目指して作成しました。

――タイトルの「極」に込めた思いを教えてください。

「極」というタイトルには、目標に向けて「極めていく過程」という意味を込めました。私が運営するYouTubeの「いわちゃんずチャンネル」でも、動画を最後の一本まで視聴して頑張った生徒に向けて「いざ極へ!」というフレーズを使っています。本書を使う受験生一人ひとりが、難関大合格という目標に向けて道筋を作り、自身の力を極めてほしいという願いを込めています。

――ところで、実際に岩崎先生は「いわちゃん」と呼ばれているのですか?

そうですね(笑)。大学時代からの愛称で、今も周りからは「いわちゃん」と呼ばれていて、私自身も気に入っています。つい先日も、本書が書店に置かれているのを見つけた生徒が「いわちゃんの本だけ残り1冊でした!」と連絡をくれました(笑)。生徒たちもそう呼んでくれるのがうれしいですね。

――生徒さんへの授業で大切にされている考え方や言葉はありますか?

「アウトプットすることを前提としたインプットをすること」と「わからないことは必ず聞くこと」はいつも生徒に伝えています。あとは「出来ることは確実に」という言葉ですかね。受験本番が近づくと誰でも緊張しますよね。人は緊張すると、つい自分を大きく見せようとしてしまいがちです。そうではなく、それまでに自分が積み重ねてきたことを信じて、「出来ないことは出来ないんだから、出来ることをしっかりやろう!」と生徒たちを励ましています。

――最後に、この本を手に取る受験生へメッセージをお願いします!

高等学校で学んでいることを土台に、この本にある例題を解き進めてみてください。例題にはヒント動画と解説動画の両方が用意されています。わからないことがあれば、動画を活用することができます。

入試はアウトプットです。例題をしっかりインプットし、自力で演習問題を解けるアウトプット力を身につける意識を持って取り組んでみましょう。そうすれば、必ず君の夢は叶います。

『理系数学の極』

岩崎達浩/著 河内一樹・井手健宏/監修
ISBN:978-4-487-63364-7
定価3,850円(本体3,500円+税10%)
発売年月日:2026年03月05日
ページ数:本編664頁+演習編356頁
判型:A5

詳細はこちら