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科学が好きになる22のヒントと実践

科学が好きになる22のヒントと実践

藤嶋昭/監修 横浜市サイエンス研究会/著

ISBN:978-4-487-80717-8
定価1,320円(本体1,200円+税10%)
発売年月日:2015年02月09日
ページ数:160頁
判型:A5

解説:
横浜市の中学校理科の教員が中心となって、どうすれば生徒たちが理科や科学の面白さを伝えることができるのか、どうすれば授業が面白くなっていくのかについて、日頃のアイデアを出し合いました。
第1章の「身の回りの不思議をサイエンスで解こう!」では、私たちの身近な出来事に疑問をもつことができるような内容、
第2章の「サイエンスホビーを楽しもう」では、私たち教員それぞれが興味を持ち取り組んでいる内容、
第3章「学校で習わないこんなサイエンスもある」では、より専門的な知識を持って科学の世界をのぞくことができる内容、
最後の第4章の「グレードアップ、サイエンス実験と学習」では、授業の実践例などもあげて、どうすれば科学への関心を高めていけるか、その内容を紹介しています。

著者情報

横浜市サイエンス研究会(ヨコハマシサイエンスケンキュウカイ)
横浜市中学校理科研究部会から派生した、執筆チーム。

著者情報

藤嶋昭(ふじしまあきら)
1942年、東京都生まれ。工学博士。専門は光触媒、機能材料。
東京大学大学院博士課程修了。1975年、東京大学工学部講師。1976~77年、テキサス大学オースチン校博士研究員。1978年、東京大学工学部助教授。1986年、同学部教授。1995年、東京大学大学院工学系研究科教授。2003年、神奈川科学技術アカデミー理事長。同年、東京大学名誉教授。2005年、東京大学特別栄誉教授。同年、日本学術会議会員。2006年、日本化学会会長。2010年、東京理科大学学長(現在に至る)。
[主な受賞歴]
1983年、朝日賞
2000年、日本化学会賞
2003年、紫綬褒章
2004年、日本国際賞、日本学士院賞、川崎市市民栄誉賞
2006年、神奈川文化賞、恩賜発明賞

コンテンツ

第1章 身の回りの不思議をサイエンスで解こう!
・光と色の不思議な世界[炎色反応を楽しもう]
・ドライアイスから炭をとりだそう[ドライアイスをマグネシウムで還元]
・状態変化を粒子モデルで考えよう[臭しゅう素そ 管かんを使った実験]
・光の不思議な性質[最短より最速]
・動物の体のしくみを知ろう[イカの体を大解剖!]
・身近な花を観察しよう[花と昆虫の関係に着目!]
・炭を科学的に説明しよう[君ならどう答える?]
・放射能って何だろう?[身近にある放射線]
・手を触れずにものを動かそう[静電気のしくみ]

第2章 サイエンスホビーを楽しもう
・なんでも標本にしてみよう![集めることに意味がある]
・ビーチコーミングをしよう![海岸漂着物の観察]
・地域の自然を次世代に受け継ごう[「横浜メダカ」へのこだわり]
・メダカを観察しよう[絶滅危惧種を身近で飼育]

第3章 学校では習わない、こんな実験もある
・−196℃の世界を体験しよう[液体窒素でガチガチ]
・食材でつくろう理科教材モデル[おいしく楽しむ食欲魔人の実験]
・すごいやつ! 菌類・細菌類[台所は実験材料の宝庫]
・ムラサキキャベツでつくろう虹にじ色いろ[酸・アルカリによるグラデーション]
・これは氷山の一角?[氷はいかにしてとけるのか]

第4章 グレードアップ、サイエンス実験と学習
・はじめの一歩は「なぜ」から?[モーターを作ろう]
・実験装置を自作しよう[電気泳動の実験]
・楽器の原理を探求実験[ストローパーンパイプの謎]
・自己評価で勉強を好きになろう[学習意欲向上作戦]