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2025.05.30
東京書籍が出展した「第16回EDIX(教育総合展)東京2025」では、各日午前・午後2回に分けて出展ブース内でセミナーが行われました。前回のブース紹介に続き今回は、4月24日に実施した「商品・サービス」に関するセミナーのレポートです。デジタル商品「タブドリLive!」「みんなにもっとNIMOT!」「標準学力調査 CBT」と「i-check CBT」について、各制作担当者から商品の特徴などの気合の入った紹介をお届けします。
「タブドリLive!」は、児童生徒が学習意欲を維持しながら、楽しく学べる工夫が凝らされたデジタルドリル教材です。教育システム開発部の宮下滉司さんによると、「授業内容が難しくついていけない」「学習意欲が続かない」「一人で黙々とドリルを解いている」などの学校現場の課題を受けて開発されたとのこと。学校現場からは「ゲーム要素のおかげで子どもたちが楽しく学習できているし、成績向上にもつながっている」という声が届いており、大変好評をいただいているそうです。なお、「タブドリLive!」は第21回(2024年度)eラーニングアワードにて、最優秀賞である日本e-Learning大賞を受賞しています!(「タブドリLive!」の詳細はこちら)
引き続き宮下さんから紹介された教材「みんなにもっとNIMOT!」は、小中学校のデジタルコンテンツを8,000以上収録した「デジタル資料集」。児童生徒の学習意欲と先生の教材ニーズに応えるべく開発され、豊富なコンテンツ数だけではなく、効果的に活用できる仕組みが特徴とのことです。例えば、学習時期にあった教材の選出や「#(ハッシュタグ)」による関連教材のレコメンド機能を搭載しており、教科・学年を横断した検索機能も使えば興味関心を多角的に広げることも可能となります。豊富なコンテンツをさまざまな形で活用できそうですね!(「みんなにもっとNIMOT!」の詳細はこちら)
最後に紹介されたのは「標準学力調査 CBT」と「i-check CBT」です。「標準学力調査 CBT」は、動画やCBTならではの問題に対応した学力調査です。「i-check CBT」は、児童生徒の自己肯定感やソーシャルスキルなどを多角的に把握できる総合質問調査です。教育システム開発部の根木厚さんが「朝受検したら昼には結果がわかる」と話したように、受検後は即時に結果を「マイアセス」で確認できます。加えて、結果に基づく復習教材や他教材連携機能を活用することで、より個別最適化された学びが可能になります。説明を聞いて、先生の負担を減らしながら、情報の連携を活用し、児童生徒の可能性を最大限に引きだす理想的なシステムであると感じました。(「標準学力調査 CBT」と「i-check CBT」の詳細はこちら)
今回のレポートでは、「商品・サービス」に関するセミナーの内容をお届けしました。いずれも児童生徒の学習意欲向上と、先生方の多様なニーズに応えることを目指しているとのことで、今後の展開にもますます目が離せません。次回は、数学編集部と英語編集部によるデジタル教科書の活用方法セミナーの様子を紹介します!