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2025.05.20
東京書籍は「第16回EDIX(教育総合展)2025東京」に出展しました! さまざまな部署が総力をあげて、商品・サービスを紹介したり、セミナーを開催したりしました。実際に行ってみたいけど、なかなかタイミングが合わなくて・・・そんなみなさまのために3回に分けて出展の様子をレポートします! 1回目は展示ブースについて紹介いたします。
今回の東京書籍は、東京ビックサイト南展示棟の1階の左奥にブースを構えました。カラフルな明るい色調で、当社のブランドコアである「まなび、ときめき、東京書籍」もちらほら。展示のコンセプトは「戮力同心(リクリョクドウシン)」。「全員が力を合わせ、心を一つにして一致協力すること」という意味で、展示責任者の佐藤哲治さんは「DX商品を中心としたさまざまなサービスやコンテンツが一覧できるように工夫しました。教科書だけではない、当社のさまざまな側面を知っていただければ」と展示の企画意図を説明してくれました。
まずブースに入って目立つのは、マイアセスを中心とした大きなコンセプト図。当社は、教育DXを通して「教材連携」による学びのシームレス化や、データ利活用の促進を目指しています。その中心となるのがマイアセス。「total ID」という共通アカウントシステムでさまざまなコンテンツやサービスのデータを紐づけて、効果的な指導と学習をサポートすることを目指します。辻奨さんは「マイアセスを通じて、各学校のサイクルに応じた、さまざまなサポートを提供していきたいです」と話してくれました。では、それぞれの商品サービスの紹介を見ていきましょう!(詳細はこちら)
先生の話を聞き取れない、何度も同じ間違いを繰り返す、集中力がない・・・・・・そうした子どもたちの背景にあるかもしれない「認知機能の弱さ」に着目したのが「コグトレオンライン」です。すべての行動の基盤であり、学習の土台となる認知機能を強化するこの商品は大好評で、発売から今年で4年目。「子どもが頭の切り替えができるようになった」「座って授業に参加できるようになった」とうれしい声も届いており、疋田明日美さんは「さまざまな学校種での活用事例などを紹介している『コグトレオンライン実践事例BOOK』ができました。サイトからダウンロードもできますので、ぜひご覧ください!」とPRしてくれました。(詳細はこちら)
教科書にも新たな波がやってくる! そう感じさせたのが「教科書AI ワカル」です。令和7年度版中学校英語教科書『NEW HORIZON』の内容に沿って体系的な学習を提供するAI教材で、AIに何でも聞いてみることができる「ホーム対話」と、AIが学ぶ人のペースに合わせてくれる「対話型授業」の2つの機能があります。対話する先生は、方言などの言葉遣いや「きびしく」などのキャラ設定も可能。教科書会社のノウハウを詰め込んだインプットからアウトプットまでの作り込みはもちろん、そのやり取りの精度は驚くばかり! 「AIとの対話を楽しみながら、教科書から広がる学びを深めていただけます」と話してくれたのは奥田伊織さん。今年秋にリリース予定で、アーリーアクセス版として体験版を無料で利用可能です。(詳細はこちら)
そのほかには、指導者用・学習者用デジタル教科書の全教科のコンテンツを確認できるコーナーもあり、指導者用デジタル教材の実際の授業で便利な解答を隠す機能である「マスク機能」や、教科書のテキスト、図版、写真、挿絵などを自由にレイアウトできる「MY教科書エディタ」などの機能を体験していただくことができました。
そして最後にお伝えしたいのが、現在開催中の大阪・関西万博に当社が出展していること! 今回のブースにも、実際の会場の様子などを盛り込んだ出展のコンセプトムービーも流れており、多くの方に興味を持って見ていただくことができました。
さて、このように当社のたくさんの商品を「一気見」していただける展示ブースをご紹介しましたが、今回の大きな特徴のひとつは、セミナーのコンテンツを充実させたこと。次回以降は、そのセミナーの様子をご紹介したいと思います!