書籍編集の現場から

ヒストリー・オブ・インフォメーション
ヒストリー・オブ・インフォメーション
著者:クリス・ホートン
監訳:樺山紘一
訳:行武温
定価:3,630円(本体3,300円+税10%)

ヒストリー・オブ・インフォメーション

著者:クリス・ホートン
監訳:樺山紘一
訳:行武温

 『ヒストリー・オブ・インフォメーション』は、直訳の通り「情報の歴史」の本です。ここには、人類がこれまで「情報」をどのように保存し、伝達してきたのか。そしてそれによって、いかに世界を変えてきたのかということが描かれています。例えば、まだ文字が発明されていない時代にはどのように情報を伝えていたのかということや、印刷技術、マスメディア、インターネット、AIといった情報テクノロジーが出現した歴史的背景などが、この本を読めば手に取るようにわかるようになります。また「世界で最初の請求書」「ナポレオンは背が低いというのはデマ」といった小ネタや雑学も豊富です。

 著者は『ちょっとだけまいご』(BL出版)などの絵本シリーズで知られる世界的ベストセラー作家、クリス・ホートンさん。絵本作家がなぜこのような本を?という感じですが、実は本国英国では児童書として出版されています。デザイン性の高いグラフィックと読み応えのある内容で、たちまち幅広い読者層から支持を集めました。それもそのはず、本書は、著者がカルフォルニア大学の講義をもとに構想から17年の歳月をかけて完成させた渾身作なのです(来日された際、一緒に人形町で鮨をつまみながら聞きました)。

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東京書籍 出版事業部 (大)
2026年4月
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