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書籍編集の現場から

図説 人新世 環境破壊と気候変動の人類史
『図説 人新世 環境破壊と気候変動の人類史』
ギスリ・パルソン/著、長谷川眞理子/監修、梅田智世/訳
定価3,080円(本体2,800円+税10%)

『図説 人新世ひとしんせい 環境破壊と気候変動の人類史』

ギスリ・パルソン/著、長谷川眞理子/監修、梅田智世/訳

 「人新世」は、「ひとしんせい」あるいは「じんしんせい」と読む、現在世界中で議論の的になっている新しい地質年代を指す用語です。この用語は、新聞全面広告が記憶に新しい『人新世の「資本論」』(斎藤幸平著)の大ヒットなどで日本でも広く知られつつあります。本書『図説 人新世』はこの新しく提唱された地質年代を、人類の進化、火の発明などから説き起こし、科学・技術と産業の発展や経済最優先の社会体制がいかにして地球環境を改変し、環境と経済の地域格差を広げてきたのか、数多くの写真と図版によって史的に解説するものです。自然科学、社会科学、人文科学など様々な領域を覆う、まさに人類史の映し鏡といえる主題を説いた本書の著者は火と氷の国アイスランドの人類学者ギスリ・パルソン氏、そして、東京書籍高校生物の教科書の編集委員や監修者であり、自然人類学者である長谷川眞理子先生に日本語版の監修をお願いしました。本書は人新世というテーマで初めての図説です。人類と地球の現状をビジュアルで直視できる本書を、より多くの読者に手に取っていただきたいと願っています。
 

東京書籍 出版事業部
2022年1月
表紙
プラスチック:出汁とスープと島 74-75ページ
氷河の最後 88-89ページ
異常気象 100-101ページ
シロクマ 氷河
地球 人 集会
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