書籍編集の現場から
『うつらない うつさないドリル 子どもの感染症対策ブック』
戸田芳雄、鮎沢衛/監修 東京書籍 出版事業部/編
定価550円(本体500円+税10%)
『うつらない うつさないドリル 子どもの感染症対策ブック』
戸田芳雄、鮎沢衛/監修 東京書籍出版事業部/編
1回目の緊急事態宣言期間のことだった。教科書の編集部門では、教育現場で困っている先生方、生徒の皆さんに対し、今だからこそ役立つ東京書籍ならではのコンテンツを提供するなど、不安な世の中を良き方向へ変えようと動いていた。我々にもこのコロナ禍において何かできることがあるのでは?という話が出た。緊急事態宣言が明ける頃、出版事業部編集長と企画を練った。子どもが感染症と対策について正しい知識を、マンガとドリルで楽しみながら身に付けられて、予防に結びつくシールも付けたい、偏見や差別を防止したい、など構想(妄想?)は膨らんだ。その「何か」は1冊の本となり子どもたちの元にこの春、届く。
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