INTERVIEW インタビュー
教育DX局 DX事業創出本部 本部長 松元 大昌 教育DX局 DX事業創出本部 本部長 松元 大昌
「教育と文化を通じて人づくり」にこれからも 「教育と文化を通じて人づくり」にこれからも

教育DX局 DX事業創出本部 本部長
松元 大昌

当社は、2025年4月から開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の「大阪ヘルスケアパビリオン」に協賛・出展します。なぜ、教科書会社である「東京書籍」が万博に出展するのか。不思議に思われる方が少なくないかもしれません。

企業理念と万博

当社は1909(明治42)年の創業以来、100年以上にわたり教科書事業を柱として、「教育と文化を通じて人づくり」という企業理念のもと、よりよい教育の姿の実現に向き合ってまいりました。
そして、「大阪・関西万博」のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、「大阪ヘルスケアパビリオン」のテーマは「REBORN」です。いずれのテーマも、上記の当社の企業理念に通じるところが多く、当社はこの二つのテーマにたいへん深く共感しました。
この変化の激しい時代においても、これまで同様にこの先100年、200年と、当社は人の学び・教育を支え続けられる企業であり続けたいと考えています。そのために今、当社に必要な変化、変革のための絶好の機会、チャンスであると捉え、今回の出展を決定しました。

出展コンセプト
「Own Education, Own Life」

私たちの大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」への出展コンセプトは「Own Education, Own Life(自分らしく学び・教え、自分らしく健やかに生きる社会)」です。
万博への出展・展示を通して、その実現、具体化に向けた提案を行います。未来の豊かな学びが、一人ひとりの人生の充実と、社会の発展にどのように貢献するかを、来場者の皆さまといっしょに考える機会としたいです。
それらを通して、当社が、これからも教育分野での重要な役割を果たし続けるに足る企業であると、多くの方に認識いただけたら幸いです。

Own Education, Own Life
Own Education, Own Life
Own Education, Own Life
Own Education, Own Life

「ミライの学び場」

東京書籍が表現する「ミライの学び場」では、最新のデジタル技術を活用した、一人ひとりの興味や学びのスタイルに応じた学習が体験できます。
2050年には、過去にタイムスリップして当時の人々と交流したり、目に見えないものを観察したり、宇宙空間で実験を行ったりすることが可能になっているかもしれません。また教室には、宿題の提出を確認してくれたり、学校生活の相談にのってくれたり、一人ひとりに合わせて学びをアシストしてくれる存在がいるかもしれません。
未来の子どもたちがどんな小学校生活を送っているのかを、楽しみながら体験していただけるよう、準備を進めています。新しい、多様な学びの体験を通して、自分に合った学び方のもつ可能性・価値に触れていただきたいです。

東京書籍の展示ブース「ミライの学び場」

万博出展を通して

万博出展を通して得た経験や知見を、教科書のみならず、当社がお届けするあらゆる商品・サービスの質の向上、そして、新規事業創出などにつなげることで、社会価値創造企業としての歩みを確かなものにいたします。
私たちは、この万博出展を単なるイベント参加とは考えていません。企業としての新しい挑戦であり、末永い成長を目指すために必要な取り組みであると捉えています。新しいことへの挑戦が当たり前になるような、柔軟で積極的な企業風土の醸成にもつなげてまいります。

さいごに

東京書籍が目指すのは、すべての人が自分らしく学び続け、輝き続けることができる「未来の学び」の実現です。この取り組みを通じて、社会全体の「学び」の発展、そして「誰一人取り残さない」学びの保障の実現に貢献し続けます。
ぜひ、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」にお越しいただき、一人ひとりの学習者の可能性を広げる体験を通じて、「未来の学び」の可能性を感じていただければ幸いです。
皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

すべての人に「まなび、ときめき」を 代表取締役社長 渡辺 能理夫 すべての人に「まなび、ときめき」を 代表取締役社長 渡辺 能理夫
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