代表取締役社長
渡辺 能理夫
「未来の学び」を考える
教室の窓1月号
公益社団法人2025年日本国際博覧会大阪パビリオン副代表理事・西澤良記さんと東京書籍社長・渡辺能理夫が、万博にかける思い、パビリオンで表現される「未来の学び」について語り合いました。
未来の学びとは?
大阪ヘルスケアパビリオンで未来の学びについて展示する東京書籍
渡辺 自分にぴったり合った学び方で学ぶことは、学習者一人ひとりの力を最大限に伸ばし、自分らしい生き方を実現するための大きな力となるのではないでしょうか。
西澤 教育においてはリアル(対面)での活動も重要ですが、デジタルの活用を組み合わせて、学習場面に応じた最適な教育が提供できれば、誰一人取り残されることなく、全ての人の可能性を引き出す共生社会の実現につながると考えます。
目指すべき教育の姿
教育は社会の根幹をなすもので、本当に大事なもの
渡辺 教育の在り方は、教科書を入口にして、子どもが自分自身で学びを広げ、自分自身の世界を広げていく。そういった学びの流れが必要です。
西澤 教育の在り方は「知識の獲得とその応用」から「自らが求め、行動を起こす(課題探索と解決努力)」に変わっていく必要があると思っています。