東京書籍

すべての人々に健やかな知的生活を

商品

評価関連商品 一般書籍

お客様

児童・生徒・保護者の皆さま 塾の皆さま 一般の皆さま

東京書籍

日本の宿題_オンデマンド版

日本の宿題_オンデマンド版
令和時代に解決すべき17のテーマ

竹中平蔵・原 英史/著

ISBN:978-4-487-81403-9
定価1,969円(本体1,790円+税10%)
発売年月日:2020年06月30日
ページ数:280頁
判型:四六判

解説:
昭和は「激動の時代」であり、平成は「激変の時代」だった。
著者は、令和は「激震の時代」と予測する。
世界ではポピュリズムが蔓延し、自由な世界秩序をリードしてきたアメリカはルールメーカーとしての役割を放棄した。
さらに第四次産業革命の中で中国が台頭し、中東、朝鮮半島では平和が脅かされ、欧州は政治混乱の状況にある。
令和は今までにない世界秩序の混乱状態から始動したのである。

本書では、令和時代にどのような政権が生まれ、誰が総理大臣になっても、避けては通れない特に重要な17の政策問題を取り上げ、それぞれの問題の背景にある構造と、具体的な対応策を示した。
これらの17の課題の改革に早急に取り組まなければ、日本の将来は極めて厳しいものになる。
逆に、日本の潜在力を信じてこれらの課題に果敢に挑戦すれば、日本の将来は決して暗いものではない。
改革を通して、日本は世界に対し、重要なベストプラクティスを示すことができる。

著者情報

竹中平蔵(たけなか へいぞう)
1951年、和歌山県和歌山市生まれ。 一橋大学経済学部卒。博士(経済学)。
日本開発銀行に入行。大蔵省財政金融研究室主任研究員、大阪大学経済学部助教授、 ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年より小泉内閣で経済財政政策担当大臣、総務大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任。
現在、慶應義塾大学名誉教授。アカデミーヒルズ理事長。SBIホールディングス(株)独立社外取締役。WEF(ダボス会議)理事。国連経済社会ハイレベルアドバイザリー・ボードメンバー。
<主な著書>
『考えることこそ教養である』 クロスメディア・パブリッシング(2021年)、『ポストコロナの「日本改造計画」 デジタル資本主義で強者となるビジョン』PHP研究所(2020年)、『偉人たちの経済政策』KADOKAWA(2019年)、『平成の教訓 改革と愚策の30年』PHP研究所(2019年)、『この制御不能な時代を生き抜く経済学』講談社(2018年)、『第4次産業革命!日本経済をこう変える。』PHP研究所(2017年)、『世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン』講談社(2016年)、『バブル後25年の検証』東京書籍(2016年)など多数。

著者情報

原英史(はらえいじ)

コンテンツ

「第1編・政治」
宿題1 真の政官分離を実現する
宿題2 地方衰退を解決する
宿題3 道州制を導入する
宿題4 東京を独立させる
宿題5 令和の農地改革を実施する

「第2編・経済」
宿題7 「コンセッション」を全面導入する
宿題8 シェリング・エコノミーを推進する
宿題9 経済の新陳代謝を高める―総理主導の規制改革―
宿題10 デジタル・ガバメントをつくる

「第3編・社会」
宿題11 働き方をさらに変革する
宿題12 移民法―外国人労働法―つくる
宿題13 脱原発を実現する
宿題14 少子社会を克服する
宿題15 東大を民営化し、教員資格制度を変える
宿題16 真のジャーナリズムを育成する
宿題17 政治・メディアの悪循環を糺す