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Let’s Challenge!! 伝わる喜びを味わう子どもが育つ小学校英語教育

Let’s Challenge!! 伝わる喜びを味わう子どもが育つ小学校英語教育

直山木綿子・大田亜紀/監修 篠栗町立篠栗小学校/著

ISBN:978-4-487-81358-2
定価1,760円(本体1,600円+税10%)
発売年月日:2021年10月08日
ページ数:96
判型:A4

解説:
令和2 年度に新学習指導要領が全面実施となり、小学校外国語教育の実践に、学校現場は日々奮闘されていることと思います。篠栗町立篠栗小学校(福岡県)では、学級担任が主になって行う授業づくりを積み重ねてきました。学級担任の強みは、豊かな児童理解に基づいた授業が構成できるということです。子供たちが失敗を恐れずに身振り手振りを交えながら、英語を使うことに挑戦していくことができる雰囲気づくり。これは、担任による学級集団づくりが必要不可欠です。支え合う風土のある学級を目指すことは、学びの向上につながっていきます。
 本書では、指導と評価の一体化を目指した実践について、「授業づくり」を核にしながら、「他教科との関連」「評価の在り方」を中心に述べています。各学年の授業実践による評価の具体的な流れを示すとともに、年間評価計画や他教科関連カリキュラム、児童と共有したCAN-DOリストなどの資料を掲載しています。
 また、本書の監修をいただきました文部科学省初等中等教育局視学官 直山木綿子先生より巻頭言を頂戴しています。そして、同じく監修をいただきました別府大学短期大学部 大田亜紀先生には、さまざまな小学校英語教育における疑問にQ&A形式で、ポイントを解説いただきました。
 全国の多くの小学校では、まさに今、挑戦の連続であろうと思います。本書にある実践は、現時点での一過程の事例に過ぎません。小学校外国語教育のさらなる充実に向けて、少しでも参考にしていただければ幸いです。

著者情報

直山 木綿子(ナオヤマ ユウコ)
文部科学省初等中等教育局視学官・文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課調査官・国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官・学力調査官
英語科教諭として京都市の中学校に勤務した後、1998 年度より京都市立永松記念教育センター(現京都市総合教育センター)に勤務し、小学校英語、外国語活動のカリキュラム、教材等を開発。
2009 年4 月に文部科学省初等中等教育局教科調査官、国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官に就任。2019 年4 月より、現職。

著者情報

大田 亜紀(オオタ アキ)
別府大学短期大学部 初等教育科 准教授
福岡県小学校教諭として勤務。現職教員派遣研修として上越教育大学大学院修士課程修了後、福岡県教育センター教育指導部指導主事として福岡県内の小学校外国語教育の指導支援、研修等を実施。小学校教頭職を経て、2019 年4 月より現職。

著者情報

篠栗町立篠栗小学校(ササグリチョウリツササグリショウガッコウ)
明治7(1874)年に創立。平成28年度より「伝わる喜びを味わう児童が育つ小学校英語教育の在り方」を研究主題とした英語教育の研究を開始。豊かな児童理解に基づく授業が構成できるという、学級担任の強みをいかした授業づくりを大切にした実践に取り組んでいる。

コンテンツ

巻頭言 「チーム学校で取り組む~他教科等と連動し、言語活動の工夫を目指して~」
    直山木綿子
    「チーム篠栗で共に学んで~一人の10歩より10人の一歩~」大田亜紀

第1章 研究構想 令和2年度研究主題
伝わる喜びを味わう児童が育つ小学校英語教育の在り方~言語活動の工夫と評価の在り方を探る~

第2章 実践事例
第1学年 いろのえいごであそぼう~マスコットづくりのざいりょうをあつめよう~
第2学年 食べ物のえい語であそぼう~ささぐりの「すてき」がつまったオリジナルプレートをつくろう~
第3学年 This is for you. ~Thank you カードをおくろう~
第4学年 What do you want? ~作品づくりに必要な材料を集めよう~
第5学年 ふるさとメニューを注文しよう。~全国の給食メニューを Mark 先生と食べよう~
第6学年 食物連鎖について発表しよう。~絶滅危惧種について発表しよう~
SMALL TALK

第3章 本校の取組
校内研修の取組
評価への取組
授業づくりへの取組
環境づくりへの取組
小中連携の取組
      

第4章 資料
各学年の目標
年間評価計画表 第5学年
年間評価計画表 第6学年
Can-Do リスト/他教科関連カリキュラム
使用表現系統表

教えて!大田先生 ココが知りたい!Q&A
あとがき