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新・幼稚園教育要領/保育所保育指針対応 教育課程・保育課程論

新・幼稚園教育要領/保育所保育指針対応 教育課程・保育課程論

河邉貴子/編著

ISBN:978-4-487-71238-0
定価1,760円(本体1,600円+税10%)
発売年月日:2008年11月01日
ページ数:128頁
判型:B5

解説:
平成20年3月改訂の「幼稚園教育要領」「保育園保育指針」対応。幼児・児童の日々の生活や遊びを重視した幼稚園・保育園生活を構想するために,どのように指導を計画するかなどを実践的に解説。

著者情報

河邉貴子(かわべたかこ)
1957年、東京生まれ。聖心女子大学准教授。
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。
幼児教育学専攻。
著書『子どもごころ―幼児が生きている豊かな時期』(春秋社)、『保育・教育実習―フィールドで学ぼう』(同文書院)、『河辺家のホスピス絵日記』(東京書籍)など。

コンテンツ

第1章 保育における教育課程・保育過程の考え方
  I 教育課程とは何か
  II 幼児教育における教育課程・保育過程の考え方
    1 発達の特性に応じた教育
    2 幼児の主体性と意図的な環境構成
  III 幼児教育における教育課程の独自性
  IV 保育における教育課程の考え方
    1 幼児理解を起点として
    2 季節の変化を取り入れて
    3 長期的展望と短絡的見通しとを交差させて

第2章 長期の指導計画と短期の指導計画の考え方
  I 指導計画作成の手順
  II 長期の指導計画と短期の指導計画の関係
  III 指導計画の種類と実際
    1 長期の指導計画
    2 短期の指導計画の実際例

第3章 幼稚園における教育課程
  I 幼稚園教育要領と教育課程
  II 幼稚園における教育課程のあり方
    1 幼稚園の学びは遊びから
    2 幼児の発達と発達に伴う遊びの違い
    3 保育者の役割
    4 なぜ教育課程が必要なのか
    5 見える教育課程の重要性
  III 教育課程の編成のための基本
    1 それぞれの幼稚園が豊かな生活を保障するための教育課程
    2 園長1人ではなく、全職員で協力して編成する教育課程
    3 教育課程にかかわる法令
    4 実態を把握する
    5 それぞれの園の教育目標を教職員で共通理解する
    6 幼児の発達の過程を見通す
    7 具体的なねらいと内容を組織する
    8 実施から見える、反省・評価と教育課程の再編成
  IV 特色ある幼稚園づくりと教育課程
    1 幼児の出会う自然と自然環境
    2 様々な行事と幼児の生活
    3 地域とのつながりと様々な人との交流
    4 幼小連携
    5 預かり保育

第4章 保育所における保育課程
  I 保育所における「保育の計画」
    1 保育所保育指針では
    2 保育課程と指導計画の関係
  II 保育所の全体計画としての保育課程
  III 保育課程の必要性
  IV 保育課程の作成に際して
    保育の計画
  V 保育課程の実際の使われ方と課題

第5章 保育所 乳児
  I 0歳児
    1 0歳児の発達・生活の特徴
    2 保育の展開
    3 健康と安全
  II 1歳児
    1 1歳児の発達・生活の特徴
    2 保育の展開
    3 1歳児の月指導計画
    4 1歳児保育室の手作りおもちゃ(9月の月週指導計画より)
  III 2歳児
    1 2歳児の発達・生活の特徴
    2 保育の展開
    3 2歳児保育で大切にしたいこと
    4 2歳児にとっての行事
  IV 延長保育
    延長保育の実際

第6章 保育所 幼児
  I 3~5歳児
    1 指導計画とは
    2 年・月指導計画作成の実際
    3 週指導計画
  II 異年齢保育
    1 縦割り保育(異年齢保育)とは
    2 異年齢保育の実際
    3 保育者の連携(ティーム保育)
    4 きょうだいペアを考える
  III 統合保育
    1 統合保育の実際
    2 保護者、専門機関との連携について
  IV 休日保育
    1 休日保育の実際
    2 留意点
    3 指導計画の実際
  V 一時保育
    一時保育の実際

第7章 幼稚園 3歳児
  指導計画(3歳児)
    1 ポイント
    2 3歳児の保育
    3 3歳児の指導計画
    4 指導案の実際と保育の展開
    5 指導計画を作成するに当たって留意すること
    6 まとめ

第8章 幼稚園 4歳児
  I 4歳児の発達の特徴
  II 4歳児の長期指導計画
    1 期のとらえ方
    2 長期指導計画の内容
    3 4歳児の保育の展開
    4 まとめ

第9章 幼稚園 5歳児
  I 5歳児の保育
    1 園生活の集大成として期待される育ち
    2 幼児期~児童期を接続する5歳児
    3 5歳児の発達的課題
  II 5歳児の指導計画―遊びや生活を広げたり深めたりする―
    1 教育課程に基づく
    2 長期の指導計画を立案する
    3 短期の指導計画を立案する
  III 5歳児の特徴的な活動―協同する経験―
    1 遊びの中で幼児が目標をつくり出す姿
    2 計画の流れを関連させて事例を読む
  IV まとめ
  コラム
    特別支援が必要な幼児の指導計画
    1 その幼児の理解を基本に
    2 具体的な保育の工夫を
    3 園全体のティームティーチングで
    4 家庭と連携して
    5 専門家との連絡、相談を生かして

第10章 幼保一元化施設における教育課程の考え方
  I 預かり保育相当の時間帯の保育
    1 気持ちの切り替えを図る
    2 クラスの活動とのつながりが生まれる
  II 夏期休業中の保育

資料1 幼稚園教育要領
資料2 保育所保育指針

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