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巨いなる企て(上)

巨いなる企て(上)
堺屋太一著作集 第2巻

堺屋太一/著

ISBN:978-4-487-81012-3
定価3,740円(本体3,400円+税10%)
発売年月日:2016年08月25日
ページ数:
判型:46

解説:
「団塊の世代」をはじめ数々の新語を生み出し、ベストセラーを世に送り出してきた堺屋太一のベストセレクション第2巻。
第2巻は石田三成が創り出す、大プロジェクト「関ヶ原」を描く「巨いなる企て(上)」。
太閤秀吉亡き後、徳川家康は当然、天下を狙う。
しかし秀吉は、後継者・秀頼を守るため「組織と法規」を設けていた。
それを楯に取り、石田三成は家康と敵対する。
生き残りを賭ける諸将を取り込み、一介の役人・三成は、いかにして天下分け目の「関ヶ原」を創造し得たのか。
圧倒的に斬新な歴史ドラマを今、堪能したい。

著者情報

堺屋太一(さかいやたいち)
1935年,大阪生まれ。東京大学経済学部卒業後,通産省に勤務。日本万国博,沖縄海洋博などを手がける。1978年退官,執筆評論活動に入る。著書に『油断!』『団塊の世代』『知価革命』『組織の盛衰』『平成三十年』『東大講義録』などのほか,『峠の群像』『豊臣秀長』『俯き加減の男の肖像』『秀吉』などの歴史小説がある。経済企画庁長官,内閣特別顧問などを歴任,現在東京大学先端科学技術研究センター客員教授,早稲田大学大学院客員教授。