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東書アクティブ・キッズ偏差値よりも挨拶を 社会で伸びる子どもたち

東書アクティブ・キッズ偏差値よりも挨拶を 社会で伸びる子どもたち

廣川州伸

ISBN:978-4-487-75559-2
定価1,540円(本体1,400円+税10%)
発売年月日:2008年02月01日
ページ数:
判型:46

解説:
実社会と学校教育のズレを喝破し,実社会が求める思考力・適応力・価値観を家庭教育のなかでいかに育てるかを説く。迫りくる格差社会を生き残るために。

著者情報

廣川州伸(ひろかわくにのぶ)
1955年9月、東京・板橋で生まれる。
都立大学人文学部教育学科卒業後、マーケティング・コンサルティング会社、広告制作会社を経て、現在コンセプトデザイン研究所所長。地域活性化、ベンチャー企業のブランド戦略、メーカーの新事業開発などを推進。また、NPO法人日本ビジネス作家協会理事・事務局長として、ビジネス書の執筆、出版プロデュースを推進。中小企業主やビジネス人を元気にするカリスマとして、講演活動を展開している。大阪コミュニケーションアート専門学校(OCA)、東京工業大学、亜細亜大学、千葉商科大学、神奈川県立産業技術短期大学などの非常勤講師を歴任。
◎主要著作
 『丸わかり世界のビジネス理論』(実業之日本社)、『最新コンサル業界がよーくわかる本』(秀和システム)、『週末作家入門 まず「仕事」を書いてみよう」(講談社現代新書)、『ゾウを倒すアリ』(講談社)、『絵でみる孫子の兵法』(日本能率協会マネジメントセンター)など多数。

コンテンツ

序章 子どもたちと将来の仕事
   仕事のテーマパーク「キッザニア」に群がる親子
   子どもは大人の社会を知りたがっている
   学校教育では社会性は身につかない
   この本を書こうと思った理由
   子どもをニートやフリーターにしてはいけない
   親が子どもの将来のためにできること

第1章 ビジネス社会と学校教育のズレ
   学校の常識はビジネス社会では非常識
   親の大学体験は子どもには通用しない
   偏差値の高い大学を出たことはもはや必要条件ではない
   10年後、会社役員の出身大学は劇的に変わっている
   企業で求められるのは知識力より「思考力」
   入社三ヶ月で馬脚をあらわす新人たち
   医師になっても高収入が約束されない時代
   ビジネス社会のニーズをよく見定めて学校選びを

第2章 社会で成功する人材とは
   社会ではガマンに耐える基礎体力が求められる
   大企業に勤めることだけが仕事ではない
   お手伝いやボランティアも立派な仕事
   困っている高齢者を助けた若者
   企業には社会貢献という役目もある
   モンスターペアレンツになっていませんか?
   世界中で跋扈する常識はずれな日本の親
   ホリエモンはビジネス界のモンスター
   経営者になるためには「志」が必要
   お金だけがすべてではない
   社会貢献した人が成功者になれる
   「信用」を勝ち取るのは思いやりの心
   社会は信頼される人材を求めている

第3章 子どものブランド力を高める家庭のしつけ
   子どもを進学のエスカレーターには乗せない
   中学までは「教わる」「体験する」を重点に
   日能研が目指す「自立した学習者」の育成
   父親は自分の人生を語るべき
   私の体験――吉田画伯と出会った夏
   人生の価値は勉強だけでは測れない
   基礎体力と周到な準備が成功へと導く
   親も子も、夢をあきらめない
   挨拶と生産性の関係
   親が率先して挨拶を行なう
   子どもに思いやりの心を伝える
   「あいづち」と「リフレイン」で子どもの話を聞く
   情報化時代こそ心を通わす力を育てる
   一人ひとりの人生はかけがえのないもの
   「ブランド」という発想から学べること
   子ども自身のパーソナルブランドを築く
   「得意」よりも「好き」を伸ばす

第4章 仕事脳を鍛える親子のキャリア教育
   学校と大手企業との提携プロジェクト
   ゲームショーやモーターショーに父子で出かける
   コーチングやメンターに学ぶ
   大学と企業の連携にも注目する
   子どもの関心に引きつけてビジネスを学ばせる
   価値観は時代や環境によって変化する
   大学の向こうにビジネス社会があることを忘れない

第5章 子どもに就かせたいエリートな仕事
   子どもには目覚めていない遺伝子がある
   世間の評判やイメージで仕事を選ばない
   人は仕事をしながら自分を発見していく
   クリエイター、コンサルタント、プロデューサーの役割
   クリエイターに必要な「社会人感覚」
   好きな道に進もうとする若者たち
   仕事をして幸せになろう

エピローグ 迫りくる格差社会に対する家庭教育