東京書籍

 

現代語訳 大乗仏典4 浄土経典
中村 元
  • ISBN:978-4-487-73284-5
  • 本体価格2,000円
  • 発売年月:2003-08-01
  • 体裁:  240頁
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大乗仏典の中でも日本人に最もなじみの深い「浄土三部経」。阿弥陀仏の救いと極楽浄土の世界を描いた,『阿弥陀経』,『大無量寿経』,『観無量寿経』に加え,浄土経典の概説も収録。

著者情報

中村元(なかむらはじめ)
1912年,島根県松江市に生まれる。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授,東方学院院長,比較思想学会名誉会長,学士院会員などを歴任。文化勲章受章。1999年逝去。
主著書:『インド思想史』『初期ヴェーダーンタ哲学史』[以上,岩波書店],『東洋人の思惟方法』『原始仏教』『世界思想史』[以上,春秋社],『広説佛教語大事典』『仏教語源散策 正・続・新』『比較思想事典』『比較思想の軌跡』[以上,東京書籍]

コンテンツ

はしがき

第1章 浄土経典へのいとぐち
 阿弥陀仏と浄土信仰
 極楽浄土――理想の世界像
 信仰によって救われる

第2章 極楽浄土を欣求する――『阿弥陀経』
 極楽往生の渇仰
 極楽のすがた
 仏国土の清らかな求道者たち
 発願往生、倶会一処
 釈尊と諸仏による信の勧め

第3章 浄土建立の請願――『大無量寿経』
 阿弥陀仏による救済
 説法の座に集まった比丘と菩薩たち
 仏国土建設の願と修行
 法蔵菩薩の「四十八願」
 来迎と極楽往生
 濁世において徳を修めよ

第4章 浄土の観想――『観無量寿経』
 極楽浄土を心に念じる
 父王、母の幽閉
 仏、来たりて説く
 浄土を観想する十六の方法
 凡夫の得る九種の往生

付録

特論1 インドで発見された阿弥陀仏像――その思想史的意義
 マトゥラーで発見された阿弥陀仏の台座
 仏教美術の二つの中心地
 阿弥陀仏信仰の発祥地
 インドの風土と阿弥陀経典
 浄土教の東西への影響

特論2 アミターバの浄土
 浄土教の興起
 二つの名称
 北方仏教徒
 浄土の教え
 名を口に出してとなえることは原始仏教に存在していた
 浄土経典における信
 『観無量寿経』の発展前進思想
 アミターバ崇拝の呪術的性格

〔付〕宝積経――展望

あとがき

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