東京書籍

 

現代語訳 大乗仏典3 維摩経・勝鬘経
中村 元
  • ISBN:978-4-487-73283-8
  • 本体価格2,000円
  • 発売年月:2003-06-01
  • 体裁:  272頁
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在家仏教の代表的な二つの経典をとりあげる。世俗生活における仏教の理想を説いた『維摩経』(全訳つき)と,在家の女性が教えを説いた希有な経典『勝鬘経』を解説。

著者情報

中村元(なかむらはじめ)
1912年,島根県松江市に生まれる。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授,東方学院院長,比較思想学会名誉会長,学士院会員などを歴任。文化勲章受章。1999年逝去。
主著書:『インド思想史』『初期ヴェーダーンタ哲学史』[以上,岩波書店],『東洋人の思惟方法』『原始仏教』『世界思想史』[以上,春秋社],『広説佛教語大事典』『仏教語源散策 正・続・新』『比較思想事典』『比較思想の軌跡』[以上,東京書籍]

コンテンツ

第1章 現実生活の肯定──『維摩経』
 在家仏教の運動
 世俗の生活のなかでの実現
 伝統的・保守的仏教への批判
 鳩摩羅什訳と聖徳太子の注解
 維摩詰の論難
 文殊との問答
 不二の法門
 サンスクリット原文断片和訳①──文殊師利問疾品 第5
 サンスクリット原文断片和訳②──観衆生品 第7
 サンスクリット原文断片和訳③──仏道品 第8
 サンスクリット原文断片和訳④──香積仏品 第10
 サンスクリット原文断片和訳⑤──菩薩行品 第11
 サンスクリット原文断片

第2章 女人の説法──『勝鬘経』
 国王の妃による説法
 上流婦人の理想を求める気持ち
 日本の仏教に与えた影響
 仏を讃える勝鬘夫人
 仏の予言
 みずからを戒める十の誓い
 三つの願い
 正法を摂受すること
 阿羅漢の畏怖の生ずるところ
 無名住地を断ずる如来の智慧
 煩悩におおわれた如来蔵
 二つの<空の智>
 如来の法身を見る者
 大乗におけるさとりへの道

探求
 第1章 仏の国土
 第2章 方便
 第3章 弟子
 第4章 菩薩
 第5章 文殊の見舞い
 第6章 不思議
 第7章 衆生を観ずる
 第8章 仏道
 第9章 不二の法門に入る
 第10章 香積仏
 第11章 菩薩の行い
 第12章 無動仏を見る
 第13章 法の供養
 第14章 教えの委嘱
あとがき

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